一日後記

2007年11月29日(木) おにぎり。

先日おにぎりを作っていて、ふと母の作るそれを思い出した。


鮭や焼タラコなどは全部ほぐし混ぜご飯にしてから握っていて
それまで何とも思わず食べていたのだが、大人になって
『朝の忙しい時間に手間かけてたなぁ』と思ったものだ。
確か『(混ぜた方が)まんべんなく具があって、おいしいでしょ』
そう言っていたのは憶えている。

2日くらい前、これを作り始めた理由を聞く機会があった。

それによると結婚したての頃、大学生だった父方の叔父が近くに住んでおり
今のようにコンビニもない時代
彼が旅行に行くときに持たせたのが発端だったという。
叔父は全くというわけではないが少々左手が不自由で
具が真ん中にゴロンと入ったものだと
下手をすれば落としてしまう可能性がある。
両手が何ともなければ咄嗟に押さえることもできるだろうけれど
叔父にはそれができない。
だから混ぜご飯にしたのよ と。

なるほどと思った。
もっともその後私ら子供2人が生まれてからは
『小骨が刺さると大変だから』という理由もできたらしい。


料理全般いつも『おいしくなぁれ』と思いながらやってはいるのだが
不思議とおにぎりはその念(?)が強いような気がする。

“手で握る”からなのだろうか。




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