離れた場所へ嫁いだ友人がご主人と一緒に 帰ってきていたので、いつものメンバーで昼間のファミレス。 (残念ながら都合が合わずに一人欠けてしまったけれど) 付き合いはかれこれ20年になるだろうか。
そこでひょんなことから『雪の日の二人乗り事件』の話になり 今更ながら私の記憶がかなり曖昧であったことに気付かされた。
高校2年だか3年のある冬の日、珍しいくらいの雪が降った翌朝である。 バス停までは家から歩いて10分程かかるし おそらくバスも来ないだろうと思ったのか、 普通に自転車で駅まで向かうことにした。
途中のバス停で友人H嬢がバス待ちをしていたのを見つけ なかなか来ない様子を見かねて、後ろに乗せて駅まで行った。 別にコケてもいないし。 ・・・私の記憶としては、こんなサラリとしたもの。
ところが当のH嬢はそんなものではなかったらしい。
「雪凍ってるようなところでもスピード落とさないんだもん! 『止めてー!降ろしてー!助けてー!』ってずっと叫んでるのに どんどん行っちゃうからさ。駅着いた時には声も出なかったよー。 しかも腰抜けたみたいにフラフラしてたら 『H、どうしたの?』って、どうしたのじゃないって! 電車乗ってもまだ心臓バクバクしてたんだから。」
要は『死ぬかと思った』ではなく 『死んだと思った』という。
やばい。彼女には申し訳ないが、殆ど憶えてない。 確かに当時『はるちんの(自転車の)後ろは怖い』とは 言われていたような気がするのだけれども。
お陰で(?)彼女はその年、皆勤賞をもらった。
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