一日後記

2005年08月24日(水) 聴診器。

昨夜何気なく見ていたテレビで、聴診器の話をしていた。
小学生の頃はしょっちゅう熱を出す子供だったので
診察の度に感じるあのヒヤリとした感じ(特に冬場)が
大嫌いだったと話をしながら、あることを思い出した。

そういえば実家に聴診器があったはずだ。
これまた子供の頃のおぼろげな記憶ではあるけれど、
自分の心音を聞いたような気がする。

・・・しかし何故、ウチに聴診器なんかあったんだろう。
実父はその頃普通のサラリーマンで、実母は普通の主婦。
親戚の中で当時医療にいた人間なんて、誰もいなかった。


うーん。
気になるけど(聴診器があった理由を)聞いていいものかどうか
思わずためらってしまう。
何せ大人になった娘の頭の中は妄想特急が大暴走しているから。

他の理由にかこつけて電話すると、出たのは実父。
一通り話を済ませて『そういえばさぁー・・・』と切り出した私に
彼は笑いながら即答した。

「ああ、あれ(聴診器)なぁ!あった、あった。
 お前がお腹の中にいる時に、やたらポコポコ蹴るから
 何か聞こえるかと思って買ったんだ。
 だけどもう捨てちゃったぞ。何で今更?」


・・・父上、ごめんなさい。


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