青い蒼い毎日
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夫とワインを飲みながら食事をしていたら彼から電話がかかってきた。 〜例の彼よ。少し飲みに行っていいかしら? 〜送っていくよ。 そう言って夫はレストランをあとにする。
「どこにいるの?」 「いつものガジュマルの下。今から部長たちと別の場所に飲みに行くんだよ。」 「あら。では私も合流するわ。 今ちょっと遠い所にいるけれど着いたら電話するわね。」
このごろ気になる彼女がいるという。 私は彼女に電話をして、それとなく三人で飲んだ。 本当に何気なく三人一緒にいただけで、でも彼は楽しそうだった。
ガジュマルの下で今日も哲学者は考える。 「彼は、お前は正しい。間違っていないって言うけれど、俺には重たい」
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