『姑獲鳥の夏』映画見てきました! ちゃっかり『SHINOBI』のチラシももらってきましたよ! …原作を大胆にアレンジ!…って、結局エロ削除じゃ……。まあいいけどさ。美しい映像美で見せる愛の物語じゃ、風太郎じゃない気が。マジでやるなら成人指定で(嘘)。 それはさておき『姑獲鳥の夏』ですが、見終わったあとの私の感想。
「わたしはアホか──!!!!!」
ちなみに友達Tちゃんの感想は、 「ちょっと出過ぎ」
見た人ならわかると思いますが、これから見る人のためにネタバレはしません……。
ハッキリ言ってあんまり期待していなかったのです。一緒に行った友達はかなり熱烈な京極ファンなので、すごく楽しみにしてたんだけど……私は原作を10年くらい前に読んだっきりで、内容も細部までは覚えていない状態。で・す・が! 良い意味で裏切られました! 思った以上に面白かったです。原作の雰囲気も、ファンの気持ちも、すごく大事にしてたと思います。三次元の京極堂(建物の方)が見られたのはちょっとした感動でした。ほとんどがセットらしいのですが(眩暈坂も)、丁寧に作り込まれていて、ストーリーのテンポも良くって、池辺(何故呼び捨て)の音楽も良かった。 役者さんは見る人それぞれイメージが合わないとかはあるかもしれないのですが、私は「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」 イケてるやん、堤真一!!! どーもこの人を見るたびにJACの3文字が頭をちらつくのですが、今回はそんなこともなく、着流しも似合ってたし、まずまず。 しかし、原作は分厚いのに、2時間そこそこで大幅に省略するでもなくストーリーが収まっているのは、分厚さのほとんどが蘊蓄だから……? いや、細部まで覚えていない自分が何を言ってるんだか。 エノさんはもうちょい、エキセントリックでも良かったかなー。 パンフレット買ったんですが、京極さんのコメントはもちろん、綾辻さんも寄稿されてたりして、けっこう買いでした。
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