蒼粒子

2005年07月26日(火) アナログな本作り

先週末にやっと入稿を終えました。個人では最近はコピー本ばっかだったので、オフセットはめちゃくちゃ久しぶりです。
しかし……、塵も積もれば山となるといいますか、短い話ばっかりやしそうたいしたページ数にはならへんやろうと思ってたんですが、これがなかなかな量で、2段組を3段組に変更して、一つ作品削って、ようやく予算内に収まりました。
最近はプリントアウトしたのを原稿用紙に貼らずにそのままで入稿できるので、それは楽だった(さすがにデータ入稿まではできず)のですが、大きな落とし穴がありました。私が愛用しているエディタでは、ノンブルがかなり上に詰まって入ってしまうのです。やむを得ず、ノンブル無しで本文を打ち出して、あとからアップルワークスなどという、慣れないので非常に使いにくいソフトでノンブルだけ入れようとしたのですが! プリンターの調子が悪くて(まだ新しいのに〜)用紙を2〜3枚いっぺんに噛んでしまうのです。で、本文をプリントアウトし直し、ノンブルを打ち直し〜という地味でイライラする作業に数時間費やしてしまいました……。手で書いた方がハッキリいって早い。
おかげで表紙描く時間がほとんど無かった。ガク。
切り絵風イラストっていうのを前々からやってみたくて、描いたらなんか……ただの線の太い絵?! もういいです。後は印刷屋さんにお任せです。結局今回も箔押しできなかった……。ああ……。

台風はもうどこかへ行ってしまったのでしょうか。
天気のせいか、今日は家の前の蝉が若干おとなしめでした。
小学生たち、家の前の木についてる蝉を捕っていって下さい。
五月の蠅どころじゃないです。朝の「あと5分だけ〜」の至福の時間が台無し。
蝉よ……。


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里村朋佳

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