35歳、AV女優デビュー。
35歳、AV女優デビュー。

2004年10月01日(金) 禁断の果実。

交際クラブのオフィスは、とある東京の一等地のマンションにあった。

ドアをノックし、中に入ると
殺風景な、こじんまりしたワンルームオフィスだった。
スタッフには女性がいないのが手にとるように分かるような、
そんな色気の無いところだった。


面接、、、(というより、だれでもとりあえずは入れるのだろうが)として、自分のプロフィールや、芸名を記入する欄や、
現在の借金額や、目標金額などを問われたアンケートシートに記入した。

そして、交際クラブなるものはどんなシステムなのかを
初老の男性に説明してもらった。



オフィスに来れば、会員女性の顔写真が掲載されているアルバムがあり、
そこから好みの女性を男性会員がピックアップする。



または、営業担当が別にいて、
そのお客様の好みに該当するであろう女性を営業サイドでピックアップし、
営業をかけていき、セッティングするというパターンがあるらしい。



会員男性は年収が1000万以上の人で、きちんと身分や所得がわかる
書類を提出するらしい。
(ちょっとこれは本当かどうか分からないが、、、)



男性に女性会員を紹介したら、
待ち合わせ場所、日時を決め、出会うことになる。
そして『おつきあい』をする、ということだ。
もちろん、おつきあいとは、大人の割り切った恋愛行為だ。


中にはその『おつきあい』の内容に不満がある人は
当初セッティングしたときに決めたギャランティーを
支払わないで、帰ってしまう人もいるということで、
できればギャランティーはおつきあいの前に貰う方がベターだと
アドバイスしてくれた。



会員男性は40-50代が一番多いらしい。
どうやらこの世界も初モノに人気が集中するらしく、
入会した時が一番お客がつくということだ。



いや〜
AVの仕事でも近親相姦モノで義理の父とカラミのシーンで
かなりいやーな気分(きもい)になったというのに、
今度は素人のじじぃかぁ。
病気は大丈夫なのだろうか。
フェラもしなくちゃいけないのだろうか。
もしちんこが臭かったらどうしようか。

ディープキスはしたくない。
できればキス自体はノーサンキュだよ。






あした、遂に写真指名(私の写真を見て指名してくれた方)が入った。
どんな事になるのやら、、、、。



って、あたしは本当にコレでいいのだろうか。
AVは半分趣味が入っていて楽しいのだが、
これは明らかに自分自身にとっても割り切りのお仕事。
正直躊躇している。


いいの?
本当にいいのか?




でも、これも言い訳にしか聞こえないかもしれないが
私と旦那が平穏な暮らしを送れるための私なりの努力のつもりだ。
一日も早く、そんな日が訪れるように。



20代の時、女を捨てて仕事をしてきた。
30代の今、置いてきてしまった女性としての自分を取り戻しながら、
それをネタに生きてみせる。


ブランド品が欲しい訳じゃない。
セレブな暮らしがしたい訳じゃない。

幸せのために。
これからの自分の為に。


モラルのある旦那には理解してもらえないと思うが、
私は進む。




もうパチンとスタートを切ったのだ。








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