文
- おめでとう
2007年05月25日(金)
きみをしっていた 透明水彩みたいだと思った 愛情も怒りもクリアで 一緒にいると自分が恥ずかしかった しみるほどうらやましくて 憬れたからそっぽをむいた
きみのなまえの形が変わって 遠くでだれかと暮らしてる 電話で声を聞いても うまく想像もできないけれど
離れているうちに きみについてしらないことが増えた それを意識もしなかったから今は きみとのあいだに広がる時間 見てはただ驚いてるよ
人差し指を唇にあてる わたしのしっているきみは時間のむこうで 今も透明に笑っているけど 呼び掛けるには遠すぎる 音色には変えず きみに祝福を
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