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2005年02月03日(木) |
だって涙が出ちゃう。…女の子だもん。 |
昨日の日記にもつづったように、私はあんなに好きだった自分の仕事に対しとても臆病になっている。
原因は分かっている。 それは去年のこと。
こういう仕事をしていればいろんな人に出会う。 今までどれぐらいの人に出会ってきたんだろう。 これだけいろんな人に出会えば中には困ったさんもたくさんいた。
しかしすべて謙虚に受け止めてきた。
でも、しかし、あの出来事だけはかなり滅入った。
私が逆の立場で、受講者だったら… いくら不満があったにせよあんなこと言えるだろうか。
その方の主張はもっともらしく聞こえるが、私には自己中心的な考え方にしか思えなかった。この章の内容を是非覚えたくてきたのにそこに使われた時間が短かった。次の章なんて覚えたくもないのに…。そんなことだった。 主張の内容はどうでもいいのだが、あの物言いはいかがなものか。
その方はえらく興奮されていたようで、まるで万引きでもした小学生のように私は怒鳴られ続けた。この方のようにここまで自分中心に物事を考えられたら楽だろうなーと思った。
それ以外の受講者は大人でマナーのある方ばかりだった。 私が気分を害そうが他の受講者には関係はなので2日目の講習も何もなかったように行った。そうするように努めた。
誰もいないところで怒鳴られたので、私の立場を考えたせめてものその方の善意なのだろうと解釈したが、旦那助は
「いや、それは違う。人前でそんなむちゃくちゃな主張言えるわけないじゃないか。大人気ない恥ずかしい行為だから人がいないときを狙ったんだよ。」
と言っていた。 そうかも。きっとそうだったんだろう。
このときのアンケートで「とても良い講師だった。今までで一番よかった。」 と書いてくださった方もいてそれで少し救われたのだが…。(さりげなくプチ自慢)
私はその一件以来、かなり滅入っていて実は講習会が怖くて仕方が無いのだ。 今度の人たちはどんな人が来るんだろうとか、そんなことばかり考えている。 そのせいか講習内容も以前のものとはずい分変わったと自分でも分かっている。 自信を失っているせいか説明の切れも悪いし、段取りも悪くなった。 適切な言葉も出てこない。空回りしている。 受講者のみなさんには申し訳ないと思っている。
今日は、自分の中では一番得意だと思っていたビルダーの講習だったのに とっても納得のいかない内容だった気がする。 ビルダーの良さを引き出せないまま終わってしまった気がする。 ごめんなさい、IBM様。
(珍しく愚痴日記だ)
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