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ちょっと前の話なのだが、とってもストレスのたまる、なおかつとんでもなく恐ろしい夢をみてしまった。
それは仕事の夢だった。
OA教室に入り講師用のパソコンの電源を入れ、プロジェクターの電源を入れ、マイクのスイッチを入れ…
このようにいつもの手順で私は講習会の準備を整えていた。 今日はエクセルの基礎講座。エクセルの基礎講座は久々だなー…などと考えながら準備作業を進めていた。
なんとなく気になり、私は受講者用の机に視線を落とした。 今日使用するエクセル基礎編のテキストが各机に配布されているのだが、ふとテキストの表紙の文字が気になったのだ。
エクセルのテキストであれば「Excel」の頭文字である「E」が目に飛び込んでくるところだろう。が、しかし、そこにあった頭文字は「C」で…、そして次にくる文字は「O」だった。 私は一瞬ドキッとした。
「ま、まさかねー、コボルだなんて…。」
しかしそのまさかが起こったのだ。夢ならではだ。
机上のテキストにははっきり「COVOL」と記述されていたのだった。 しかも正しいつづりは「COBOL」なのだがさすが夢ならでは。 いや、もしかしたらVの発音から想像するに、夢の中の私のこの時の心理状態が下唇を噛みしめるほどに苦々しい状態だったことを表していたのかもしれない。
ど、どーしよーおおおぉぉぉ!!コボルなんて使ったこともないしましてや勉強もしたことない。 っていうか、コボルってナニ?っていうレベルだよぉぉおおーんうぉぉおん!←(あまりにも辛くて泣いている声)
気づけば講習開始時間まであと数分。 今さら「できましぇん…」とは言えない状況だ。 携帯から事務所に電話をするが担当者は外出中。電話に出た人に伝言をお願いするがもうどうすることもできない。
どうにもならないまま、無情にも開始時間がやってきた。
よし、今日1日は練習問題をやってもらおう。
「コボルとはいったいなんなのか。それをまずは体験していただきますので今日1日は練習問題にチャレンジしてみてください。そこから生まれる疑問点がより理解を深めるきっかけになります。」
などとまるっきり意味不明なことを言う私。 コボルとはいったいなんなのか、オレが知りたいくらいだよ。
その直後尿意で目が覚めた。 隣では旦那助がアペッと口をあけて眠っていた。
ああ、よかった、 本当によかった…。 夢で本当によかったぁぁぁあわわわわ。(←あまりの安堵にあわわわ状態)
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