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2002年11月13日(水) |
Dead Or Alive |
旦那はすっかりデッド・オア・アライブに毒された。
最初は
「理解できねぇ〜。」
と言っていた。
旦那が拷問のようにボーカル、ピートバーンズの歌声を聞かされ続けたのは先日の旅行の最中だった。
長時間車の移動。 こんな時の頼りはブラックブラックガムとBGM。
そろそろラジオにも飽きていた。 ここらでちょっくらCDでも聴くか。
しかし…
「ゴンチチ」と「デッドオアアライブ」、この二枚しかCDチェンジャーに入れていなかったのである!!
今年の夏、私は遠くの仕事場に移動することがあってその時この二枚を持ち込んだ。この二枚があれば長距離通勤もがんばれる!…そう思って。 それ以来、ずっとこの二枚が車に積まれていたのだ。
さすがに秋頃、一度私も飽きたのだが差しかえるのが面倒でそのままにしていたのだった。
そんな事情で旅の途中ラジオに飽きた私達には、この二枚を聴く以外の道は残されていなかったのである。
「またこれかよ…。」
と旦那もため息。
CDチェンジャーの一枚目にセットしていたのがデッドオアアライブの「リップイットアップ」 (全部カタカナというところがミソ。)
このアルバムは、デッドオアアライブの数々の名曲(?)をありがたいことにノンストップで聴かせてくれるのだ。 おかげで旅行中、ノンストップでピートのグロいビブラートを拝聴。
しばらくすると不思議な現象が起きた。 二枚目のゴンチチに変わる直前、もう一度一枚目に戻りたくなったのだ!!
更に不思議なことは、 私だけではなく旦那までもが戻りたくなったのである!? 一体!これは!! ピートの魔力か!はたまた呪いだろうか!!
結局二枚目を聴かず、ずぅぅっとデッドオアアライブを聴いていた私達であった。
そんな旅行を機に すっかり旦那はデッドオアアライブに毒されてしまったのである。
今ではすっかり
「ねえ、ふつちゃん、早く車から戻してよ、あのCD。今すごく聴きたい気分なんだからぁ。」
と、いつまでも車に入れっぱなしのデッドオアアライブを家に返すよう要求するまでになる。
「どこが好きなの?」
と聞いてみると、申し訳なさそうな小さな声で
「クルクルパーな感じが…。」
と言った。そして
「それがノンストップなんだよ。」
と最後に付け加えていた。
なな、なんと失礼なッ!!
(しかし私もまったく同感である。)←おいおい、ホントにファンなのかよ、オレ。
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