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2002年09月22日(日) カントリーな力也(力也顔でタータンチェック)

仕事の帰り道の夕方、

平日はスイスイと通過できるところ、休日だといつも混むポイントがある。
今日もいつもの休日通りそこで足止めをくらう。

私の車はマニュアルなので、こうなると半クラッチの連続でなかなか左ふくらはぎが厳しい状態になる。
しかし
左ふくらはぎの厳しさと反比例して、仕事帰りということもあり眠気もなかなか。
スイマーに襲われる。

ガムを噛みつつがんばる。

でも今日のスイマーはなかなかの強敵であった。
厳しい。
厳し過ぎる。

途中、ちょっぴりだがモウロウとなったりする。


昔、永六輔があくびをしてアゴをはずし、救急車で運ばれたということを思い出しながらあくびをする。
何回目のあくびだろう。


とにかく厳しいスイマーであった。
マジで、途中コンビニの駐車場で仮眠を取ろうと思ったほどの厳しいスイマー。

なにか私の身の回りでおもしろいことはないかとキョロキョロしてみることに。



す、すると!!


案外すぐ近くにおもしろいことが転がっていた。


ルームミラーを覗くと
そこには「力也」そっくりの男性がうつし出されているではないか!?
それもヘアースタイルまでもが酷似!!

つまり私の車の後ろには力也そっくりさんが運転する車がいたのである。


今にも
黒飴ナメナメ♪
と歌い出しそうな雰囲気をかもし出している。
しかし、なぜか服装だけは力也のイメージからかけ離れたタータンチェック。
(それも赤の。)


本人かなぁ〜?
まさか違うだろう。
それにしても似ている人がいるものだ。




私はスイマーのことも忘れ、ルームミラーにうつる力也に目を凝らす。

力也もかなり眠そうであった。

助手席では、ちょいときれいな女性が大口あけて爆睡中。



かわいそうに、力也。
力也は2人でいながらも孤独を味わいつつスイマーと格闘中。


力也の瞳は、
時折力を失い半目状態になりつつ…
我を取り戻している…
そんな状態の繰り返しであった。

後ろから追突されたらどうしよう、
という不安にかられる私であったが、おかげでスイマーからの呪縛からはすっかりとかれていたのである。


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