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2002年06月22日(土) |
盛岡の想い出/『高速を使わずに』 |
あえて高速を使わずに盛岡へ行こうということで、朝早く家を出発する。 途中のコンビ二で休み休みの移動であった。 でもそれがまた楽しいのである。
父を家に残し私の実家の母と妹、そして我々夫婦の計4人での盛岡の旅であった。 盛岡は母の故郷なのだが、なかなかお盆にお墓参りに行くことができず、時期的に今しか行けない事情があり今回の旅行が実行されたのである。
車に乗るとすぐに眠ってしまうという特技の持ち主の母であるが、なぜか今回の旅は一睡もせずにドライブを楽しんでいた。 (同じ特技の持ち主である妹は、やはり睡魔には勝てず何度か眠りに落ちていた)
途中、「オートバックス」の駐車場に車をとめ母の手作り弁当を食べた。 オートバックスのみなさん、場所だけ借りて何も買い物をせずに立ち去ったことをお許し願いたい。
旦那と妹はギャグセンスが共通のため、車中二人でよく「ぶっ!」と笑っていた。
そんな楽しいドライブを数時間過ごした後、目的地「盛岡」へ到着。
まずはお墓に行ったのだが、季節ガラどのお墓もボウボウと雑草がはえていた。 お盆になればきっと雑草はむしられ、お供え物もカラフルに並んでいるのであろうが。
人気のないお墓で4人で草むしりをしたのだが、我々の背後には黒いお客が待っていた…。 そのお客の存在に気づいていたのは旦那だけであった。
「とおさん、かあさん、ふつもいい旦那さんをみつけて幸せに暮してるからねぇ」
と、母はお線香をあげながらつぶやいた。
お供え物はそのままにしては帰れないので、すぐに我々が食べることにした。 そしてお墓を後にしたその時であった!!
先ほどから我々をじっと監視していた黒いお客が、 さぁ〜っっと我々のお墓に向かって低空飛行したのである。
「あいつ、お供え物狙ってたんだぞ。体つきも丸々として太っていた」
と、旦那はするどい視線をカラスに向けたのである。 しかしお供え物は撤去していたので、彼は無駄な低空飛行をしただけであった。
お墓参りを済ませると、もうすでに夕方であった。 盛岡駅前のホテルへチェックインする。
部屋で少し休んでから、4人で駅前探検をすることに。 盛岡の駅ビルでお土産などを買い、(妹はなぜか洋服を買っていた)店員さんとたわいもない話に花を咲かせ、そろそろハラが減ってきたので夕食。
駅前の「ぴょんぴょん舎」という焼肉屋で恋焦がれていた「ビビン冷麺」を食べた。去年これを食べてからずっとこの味が忘れられずにいた私であった。 もちろん生ビールをお供に。もちろん肉も焼く。
今回はトマト寒天はお休みだ。
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