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2002年04月18日(木) 先生、あまりほじらないでぇ〜

午前中に外科に行った。

私が通院している外科は(指のケガのため)総合病院なのだが、そりゃぁ立派なところだ。
待合室はホテルのロビーのような雰囲気。
吹き抜けの天井、大きな窓、ステキな調度品、いたるところに飾られている花々…。

インフォメーション近辺にはステキなお姉さま方が数人いて、自動ドアが開くたびに
「おはようございます」
「お大事に」
と言ってくれるのである。
インフォメーションの横には花が販売されている。お見舞い用だろうか。多分そうだ。鉢植えタイプのものは一切売っていないし。(誰が考えたってここで販売されている花はお見舞い用だろう。わざわざここに花だけ買いにくる人もいるわけがなし)

この病院は受付の人、会計の人、ナースのみなさんも患者を呼ぶときは
「○○様」
と呼ぶ。

病院に来ているという気分がなくなり、なんか好きだ。ここの病院。

今日は指先にできたかさぶたを少しだけ取るとのこと。
ピンセットでホジホジと先生はかさぶたをほじっている。
痛くはないけどハラハラする。ドバっと出血したらどうしよう…。

それでもまだうまく取れない部分があるのでかさぶたをやわらかくするとのこと。ピンクの謎の液体に数分間手を入れながらガーゼで患部を拭くようにと言われる。ヌルヌルして変な液体の中、渡されたガーゼで恐る恐る患部をゴシゴシする。その間先生は隣の診察室で
「やあ、どうも、先日は…」
と誰かと話しをしていた。
ゴシゴシしている横でナースがじっと私を見守る。ただじっと…。

気のせいか指先がちょっと痛くなったような気がしたのでナースに言ってみると
「それではもうおやめください」
と言われた。「おやめください」という響きで、一瞬自分があんみつ姫になったようないい気分がした。

先生が戻ってくると、再びホジホジ開始。

「もうこれ以上やると出血しちゃうから今日はココまでです。ではまた次回」

ギリギリのホジホジラインまでホジホジしてもらった。
ありがとう、先生。

きれいに患部をテーピングしてもらい、さわやかな気分で家に帰ったのである。

下の写真はさわやかなテーピングをほどこしてもらう前に撮影したものだ。
自分なりに
前回の通院から今日の通院までの間、せっかく
プロのナースにテーピングしてもらっていたのに
入浴や水仕事などで患部を汚してしまい
仕方がないので自分なりにガーゼとばんそうこうを使ってくるんでいた。
(旦那に「なんだそりゃ?」といわれつつ。)

アフロさん
見ようによってはアフロさんだ。
アフロさんが今まさに道路を横断するところにも見える。
偶然の産物…。



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