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2002年04月05日(金) フラッシュバックに襲われる私

今日の日記はクリックポイントがいくつかあるのだ。
見落としのないよう注意されたし。

今日は全国的に天気がいいらしい。
風は強いがとってもいい気分な1日だ。

朝、遅刻しそうだという旦那を車で駅まで送っていき、(旦那はいつも徒歩で駅に行く)その帰りに念願のミスドへよった。
1個100円だという気のゆるみ。8個も買っちまった。誰がこんなに食べるのだろう。

ベランダに布団を干したり植物を日光浴させたりしていたら、桜の木が見えた。
あ、そうだった。私のベランダからは桜が見えるのだった。

一通り家事が終わると、ベランダで桜を見ながらコーヒーを飲んだ。
(これだけの説明では、テーブルとイスが置けるくらいの広いベランダを想像されそうだが、そんなものは置けないセコイベランダなので立ち飲み。それもご近所さんから「やだぁ、あそこの奥さん気取ってるぅ」と言われるのが怖いので本当はかっこいいからやりたかったが手すりなどに寄りかからず、大量の洗濯物が垂れ下がるなか棒立ち)
一人お花見だ。なんだか楽しいなぁ。

しばらくボーっと桜を眺めていると、突然フラッシュバックが…。

それは数日前の出来事…。
私の実家の父と母の会話…。
その横で犬と戯れている私…。(フラッシュバック中。チカッ、チカッ…)

母が投げやりに言う。
「え?なに?」
「だからさっき言ったべやぁ!(東北弁)」
と荒々しく返す父。
「だから!お父さん、今なんて言ったのよ!」
母の声も高くなる。
「…っとにぃ!さっきから言ってるべやぁ!」
憎らしげにいらだっている父。
父はありったけの力をふり絞り言った。






「野菜!!」






一体この夫婦に何が起こったのか!!
男は不思議なキーワードを絶叫し部屋を出ていった。

取り残された女どもは特に驚く様子もなく、年をとった方は懸賞書きを、若くて美しい娘は日差しが差し込むソファーの上で名犬クロ助と戯れていた。

1分もたたぬうちに再び男が戻ってきた。
まるで何事もなかったように。

「お母さん、うちにネギあっか?ライライ亭のママがやぁ、ネギあげるからって言うんだけんとも…ペラペラペラペラ…」

「お母さん、うちにネギあっか?ライライ亭のママがやぁ、ネギあげるからって言うんだけんとも…ペラペラペラペラ…」

「お母さん、うちにネギあっか?ライライ亭のママがやぁ、ネギあげるからって言うんだけんとも…ペラペラペラペラ…」


ラ…(現実にもどっている)

私の実家って、やっぱり変…
私、私…。


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