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2001年10月30日(火) 母とノスタルジー

久々に実家の母と街に出た。

駅前周辺をぶらぶらした。お昼はタンタン麺を食べたんだけど辛くて全部食べられなかったよ。途中、母が注文した五目やきそばを強奪した。

デパートでちょっと買い物したり、楽しかった。

それから、母が結婚前に働いていた事務所の近辺を散歩してみた。結構大きな会社に勤めていて、秘書をやっていたことが分かった。びっくりした。その会社は場所は移転してしまったけど、今もちゃんと存在している。
以前私が事務員をしていた頃、母が勤めていたという会社と取引があったことを思い出した。
「あぁ〜、あの会社に勤めていたの!?」
というと
「うん、そうだよ。」
と、とっても得意げな顔をした。
その会社とは、新しい会社と取引を行う前に、相手先の状況を調査する、あの会社である。へえ。そうだったのか。私が勤めていた会社も、よくその会社に調査依頼をしていたわ。

「でも、すっかりあの頃とは街の様子もかわっちゃったね。知らない街を歩いているみたい。」
といいながらも、母の顔はBG時代の娘さんだった。(今はOLといいますが)

デパートで、父が大好きだという「豹柄」のパジャマを買って(すごく悪趣味だわぁ)それから、デパ地下(デパートの地下を今はこう呼ぶのです)でコロッケを買った。

コロッケやさんの店先で母が
「すみません、お行儀悪いんですけど、この場で立ち食いしたいんで、もう1個ください。」
と突然言い出した。
「いいですよ。その場で食べるのってすごくおいしいもんね。」
とお店のおばさん、いい人だった。
ホント、お行儀が悪いけどこんな冒険もなんだか楽しかった。そんで、すごくおいしかった。
そんなこと、普段は言い出す母じゃないのだけれど、懐かしいお散歩が母を無邪気にさせてしまったようだ。

特に大きな買い物をしたわけでもないし、ただブラブラしただけだったが、今更ながら母のいろんなことが分かっていい思い出がまたひとつ増えた。

しかし、家に帰ってくるなり、あの激辛たんたん麺が暴れだしたのか、しばらくWCから出られなかった。

お後がよろしいようで・・・。


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