友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2006年12月05日(火) 夏目記念日



この萌えは凄いと君が言ったから
         12月5日は夏目記念日  てぃがぁ




つーことで、久々に「お前のナニも俺のもの」に漫画アップ。
虞美人草より、案の定1Pだけ。
また今度書く。
いやぁ、萌えって凄いよな!!本当に。

今日は注文していた(dvd)「夏目漱石のこころ/監督市川昆」
が届いたので、早速見た。
日活映画で、1950年くらいの作品か??よくわからんけども。←オイ
白黒。役者さんは、ご存命の方もいらっしゃいますが、殆ど9割方亡くなってしまっている。
そのくらい昔の作品が、こうして(dvd)化されることはとても凄いし、嬉しい事だと思う。
で。見た感想だが。
ぶふぉ!!「私」可愛い(笑)!!純粋な、当時の学生ッつー感じがすごくする。
そして「先生」が一体いくつなのか不詳。自分の予想では、39〜40くらいを想像していたんだが、
映画の先生は38〜50くらいまでイケると思う。
なのに同じ役者(森雅之)で大学生時代の姿まで演じる。正直無理がある。
どっこい、その大学時代の親友である梶(夏目作品ではK)を演じる三橋達也が良い!!!!
すっげぇカッコイイ。無法者っぽさがよく出ている。
出ていながら、自分の意志に反してお嬢さんを愛する事に苦悩する
汚れない様子がよく現れている。
「先生」と「私」の出会いの海のシーン
(おもむろに服を脱いで褌姿で海へばしゃばしゃ入っていく先生を見た私は、
走りながら着物を脱ぎさって、その後を泳いで付けていく)
はなんかもう変。走りながら着物を脱ぐのがエロい。しかもとっとと脱げるのがまたエロい。
着物っていいね!!←何
毎度のようだが、箇条書きにしていきたい。

■よかったこと
・「私」役がハマっている。
・「先生の奥さん(静)」がかなり美人で、しかも歳をとっている姿も大学生時代も違和感がない。
・「K」が超格好いい。
・時代が感じられる、作りこまれた作品世界。
・たった120分だが、作品の要点が素晴らしくまとまっている。
・白黒だからだともいえるが、陰と陽(明暗)の差がはっきりとしていて画面にさらなる深みがある。
・「K」と「先生」の海のやりとり
”この岩場から、俺がお前を突き落としたらどうする””・・・・丁度良い、やってくれ”の前後が激萌え。
・Kの遺書ではなんか泣けた。

■よくなかったこと
・先生、大学生は無理があるよ・・・・。
・Kの自殺はもっと豪快に血を飛び散らせるべき。襖から天井まで、血飛沫が飛んでいるべき。
裏切った上に、友の死の壮絶さを目に焼き付けたが為に、先生はぶっ壊れたと自分は思うんだが。
・私は、もっと病気のお父さんの看病をしてあげればいいのに。
「病床の父を選ぶか、死のうとしている先生を選ぶか」という部分が弱かった。
・最後のシーン。原作には無かったシーンだが、なんか奥さんと「私」がデキるんじゃないか?
と匂わせる雰囲気。

総評:買ってよかった!!!!


個人的な希望としては、モックンのやってたテレビ版「坊ちゃん」もDVD化してほしいなぁ!!
つーか夏目先生の全作品をDVD化してほしいなぁ!!!全部買うのに。


江戸と夏目が交錯する世界に、現在浸かっております。




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