アンジェロ・アキみたいにワイルドだよね!でおなじみのMAD TIGERですがいかがお過ごしでしょうか。
26日に、仕事の休みを取って、元・愛媛、現・熊本在住の友達Sが上京してくるというので会った。 四年ぶりくらいか?? でも友達って凄いなぁ、といつも思わされる。4年って結構な時間ですよ。 0歳だった子は、もう立って歩くどころか達者に喋って幼稚園ですよ。 小学校6年生だった子は、高校一年生ですよ!!! ギャワー!←何 でも全く変わらないバカバカしい会話。あった瞬間に、その時に戻るのが凄い。 26日1時に渋谷のハチ公横で約束をしていたら、中々こないので電話をかけると 「なんか、モアイがおる〜!!」とのお返事。 「あんたにゃそれが犬に見えるか」と聞くと「見えん」とのお答え。 そっちまで自分が移動して、ようやく合流。やっぱり東京はわからなくて怖いと怯えるS。 そういわれると、自分も上京してきてすぐは相当怖かったなぁと思い返す。 だって、渋谷なんか悪者の吹き溜まりやと思っていたから、近づかなかったもん。 原宿と吉祥寺と新宿ばっかりで遊んでいた。←それも問題 Sが上京してきた理由は一つ。本日ZEPP TOKYOで行われる「ANGELO」 のライブである。アンジェロ。アンジェロ・アキ。←しつこい アンジェロは元・ピエロのキリトとコータとタケオが新しく組んだバンドである。 あらかじめ送られていたMDで、どんな曲をやっているのかはなんとなく知っていた。 自分としては、好きでも嫌いでもない。ピエロの時もそうだったが。 誘いがあれば行くけど、誘われなければ絶対行かないと思われる。 ただ、ステージパフォーマンスに期待はできる。自分の中ではそんな感じだ。 お台場にSと一緒に行く。・・・つい先日、同じく愛媛のCと一緒にソフィアを見に来たZepp。再会が早すぎるわい(笑)。 ヴィーナスフォートを冷やかして楽しむ。SはC以上に台場に慣れていないから、いちいち反応がデカい。 ヴィーナスフォートの噴水をすっげぇ見て、すっげぇ写真を撮りたがる。 撮りたいなら撮っていいよ、といった対応をしたが、 自分の対応はあまりにもそっけなかったのではないかと今になって思う。 東京の楽しいショッピングモールとして満喫させて上げられたかどうか、正直自分は自信がない。
で、ライブ。ある程度の前方で見る。SOPHIAの時のような押しを覚悟していたが、全く無い!!! すげー!怖いくらい大人しい。曲は断然こっちの方がハードやのに。 で、なんかもうキリトがニッコニコして、可愛いんですよ。Sとワーワー言う。 コータがやけに活き活きしていて、母心に良かったねと思う。 タケオ君がすっげぇあくどいメイクをしていて、なんだこれと思った。格好よかった。
アンコールで後ろの女の子が凭れかかってきて、頭を振り出した。 ヘドバンするなら人に頼らず、自立くらいしろ!!こんだけスカスカしてんだからよ!! と思う自分。とりあえず頭を振っておく。 背後の少女のパワーはとどまるところを知らない。 最近聞く事の少なくなったレアな超デス声っぷりでメンバーの名を叫ぶ。 すげーな、と思う。 その後、後ろの女の子に肩を叩かれ、「ん?」と振り返ると、そこにはすっごい可愛い女の子(ロリータ)が。 「ぁの、さっきわ、こ"めんナょさい。‡甲しちゃっナ⊇カモ。。。」 と言われ、間髪いれず「いえ、大丈夫ですので」と答える。 怖い・・・・怖いよ・・・・・おとーさんこわいよー!!魔王が背後にいるよ―――!!! こんなに可愛いのに、あのデス声ですか!!そんで、あの自己主張の強いヘドバンですか!!! 怖いよ!!もう、親御さんの気持ちが憚れるよ!!
そんな気持ちを引きずって、Sと閉演したZeppを離れた。 場所は変わって新宿。Sのホテルをとっている場所だ。 面白いところで飲みたいと言われたため、キリストンカフェに行く。Sの大好きそうな雰囲気だ。 そしたらですよ、店員がすっげぇー全体的にやる気がない。 ナニ?何かあったの?あれ。雰囲気変わったよね。なんか、店員がダメすぎる。 で、いろいろ飲んで食べながら、Sの暴露話がいろいろ出てくる。 実は前にショットバーで働いていたとか。それで身体を壊したとか。 「水商売とかやりおる人おらんのかねー」と以前皆で会ったときにMADが言っていたそうなんだが、 その時自分が該当するもんだから、本当にビクッとしたとか。 精神的に落ち込むとどん底まで行く子なため、今後もかなり心配。
でも音楽とか、夢中になれるものがあるという「支えがある」のは本当にステキな事だよねと二人で話した。
彼女はバンドでデビューすること。 自分は読書カフェを開くこと。 Cは雑貨屋を開くこと。 Pはとことん劇団四季を追いかけること。 Aさんはパティシエになること。 Nちゃんはアロマテラピストになること。 皆色々な夢があって、何らかの形でそれに対して努力をしている。 それが貯金であったり、知識の習得であったり、行動であったりする。 そうやって、今のこの歳でも夢を持てている人はあまりいないと思う。 まだまだやれることはあるし、諦める必要もない。 今やっていることは全て、そのためのステップだと自分は思う。
生きる意味なんて問うのは野暮だ。 「何故生きるのか」じゃなく「自分は生きて何をするか」だと思う。
MAD TIGER地味作品集
|