あさりについて語りたい。 でも、その前にちょっと言いたいことがある。 かなり厳しい話になるが、俺の本音を聞いておけ。←まさし
厳しい話とは言うものの、結局厳しいのは自分の財布の中だけなわけだが、自分の生活やら 状況やらを考えて、明日楽しみにしていたインペリテリは諦める事にした。 チケットが完売している状態で会場に行っても入れる保障はないし、 親との同居がもう始まるから、部屋もどうにかしなけりゃならんし、 それなのに兄貴はなんにもしないし、ちゃんと片付けるとするともう明日しかないんですよ。
で、泣く泣く諦めることにした。 そのかわり、キラキラのサンダルを買った。また衝動買いかよ!っていうね。 まぁそこんとこは笑って許していただきたい。
でだ。 今日、スーパーで買い物をしていたら、「山梨 古屋さんちのもも」というのが売られていた。 名前指定!!なんということか!!←何が その桃に容赦なく歯を立て、あふれ出る果汁で口の周りをベトベトにしながら 血肉すべてを食らいつくしてやりたいと思ったものの、高いから諦める。 で、さらにいろいろ商品を見ながら歩いて、なんだか今日はとっても魚介類な気分だったために 魚介類を見てたら、活アサリの安売りをしていた。 パックに入ったあさり。 あのねのあのこはあさりちゃん、である。姉はたたみ。←聞いてない 一応「活あさり」と銘打っているだけはあって、「活」である。 おもむろに1パック手に取ると、だらしなく開かれたアサリの口が反応して ピャッ!と閉じられたりする。 それを見て、なんだか生命の神秘を感じる自分。 スーパーの生鮮食品売り場で生命の息吹に打ち震える、そんな人あんまりいない。 で、視点をぼんやりとさせて、その並んでいるアサリパックを見てみたんですよ。 あくまでも、視点は全体を見る感じで、ぼんやりとさせて。 そしたら、いたるところで口をパクパクとさせてるわけですよ!!アサリが! まるで春風にそよぐたんぽぽの花のごとく、視界でゆらめいているわけですよ! 新たに感動を覚え、そして彼らも生きている事を痛烈に感じ、それを食べるのもなぁ、と思い諦めて立ち去る。
パックの中という、閉鎖的、なおかつ絶望的な空間の中で、必死の生命の主張。 かなりの哀愁を感じた。
さて、会報が届いたわけだが、なんだかいやな予感がしてきた。 親がこっちに来てから、多分チケットとかが届いてくるんだと思うんだが、 「あんた、まだこんなんばっかりやってんの!」 と思われそうでいやだ。というか、少なからずそれは言われるような気がする。 しかも昔同居していた時代(扶養時代)に行っていたライブなどとは比べ物にならんくらいの数だ。 絶対、なんか言われる。 親が来るのが月曜。それからの休みは8月半ばまで一日たりとも空いていない。 まるで拒絶するように埋まったスケジュール・・・・。絶対なんか言われる。
まぁ、ええやんけ、と。 昔っから自分はこんなんじゃい、という話だ。
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