友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2004年07月01日(木) みんなのターボウ

懐かしいサンリオのキャラクター、「たーぼう」。
ボーっとした風貌に、適当なコメントのかかれたイラストが何ともいえない味を出し、
一世を風靡した。・・・・気がする。
そんくらいのタボウさだったMADですがいかがお過ごしでしょうか。

連日のセールのせいで、あんなに大好きだった風呂もそこそこに仕事→寝るという生活が続いていた。
そんな中、某海の祭り会場で行われる巨大展示会が1日にあることが判明。
しかし1日は、愛媛に帰ってしまう幼馴染(♂)と一緒に多摩川でフリスビー大会を(二人で)
開催するというイベントがもう決定していた為、行く気はあまりなかったんだが、
さすがにそれはまずいだろうということで、30日仕事後に彼の家に着いてから用事が出来た事を説明。
フリスビー大会はお流れになってしまった。ザンネン!!

モスをおごってもらい、腹ごしらえをした後、朝の4時まで寝ずに、
二人でプロレスのマスクを被って引越しの準備をしながら、音楽について熱く語り合う。
彼はミクスチャーとかが好きでメタルが好きじゃないという
自分とは完全に違った方向性なんだが、幅広い視野があるため話が通じる。
「これ買ったんよ〜見てや〜」という話をされるたび、作業の手が止まる(笑)。
エプロンを買ったと自慢してきたので、「裸エプロンやって」と言ったら本当にやってくれた。
「もう、どうにでもしてや」とベッドに横たわった彼を、とりあえず写真におさめておいた。←紀信

で、朝4時にいきなり「サッカーしようや!」ということで、フリスビーとサッカーボールを持って
近所の公園に行く。
小一時間ドタバタとボールやらフリスビーやらを追い、蒸し暑かったが、最強に楽しかった。
結局フリスビー大会はひらいたわけだ。よかった。

で、寝不足の上に疲れきってグダグダですよ。
しかも中途半端に腹が減ってるわけですよ。
とりあえず歩いてコンビニに行って、梱包用のダンボールを貰ってくる。
帰宅後、腹減りには勝てず、巨大な肉の塊をフライパンで豪快に焼いて食らいつく。
「肉はええね!」「俺ら肉食動物やね!」という事を何度も繰り返しながら、
肉汁したたるそれをたいらげた。
で、すぐに寝るわけにもいかないので、奴にベースを弾き語りしてもらい、
あわせて合いの手をしながら歌う。なんじゃこれ(笑)。
「フワッ!フワッ!」みたいな合いの手を入れたらやめてと言われた。
しばらくして燃えるゴミをださなければならない為、ゴミをまとめていると、
「これ燃やせるかなー」と言って奴が取り出してきたのは、つまれたエロ本だった。
高さ20センチといったところか。久々の宝の山にご対面だ。
「この雑誌ねー、見せすぎなんよねー」という説明を聞きながら、二人で破く。
「見てや!これ、これ酷いことない?」と言って、酷い(ボカシがまったく入っていない状態の)
ページを見せられ「いやぁ、これはナシやね。想像の余地ナシやもんね。」とかまともに答える自分。
あまりの量にうんざりしてきて「引越しあるんが分かっとんのやから、買わんかったらよかったのに」
と言ってやったら、「ガマンできんかったんやもん!」と言われて思わず黙り込む。
二人でそれらをドタバタと燃えるゴミに出し、ひととおりの作業は完了。

床を片付けていたら「こっちで寝ようや」と言ってくれて、朝9時にベッドで寝る。
んでまぁなんやら寝たり寝んかったりして、10時に一人で起きて化粧と準備をし、
モゾモゾする奴を起こしてサヨナラを言う。
もうねー、寂しすぎて顔をマトモに見られんかったですわい。

「11月は覚悟しとけよ!」という言葉と、マニキュア置き土産に、逆に「金魚運動」と「キャップ」を貰って帰る。



かえるっつーか、そこから直で海の巨大展示会会場に行かないかんわけで、
重い金魚運動を持ちながらフラフラと会場に着く。
ロッカーに荷物を預け、メタルTシャツ、Gパン、大量のウォレットチェーンと
左手首15センチまで埋まったシルバーブレスレットという
あきらかに浮いた服装で、社会をナメきった風貌のまま乗り込む。
こんな自分にも招待状が。ありがたい。←何が

で、同僚と上司と合流し、取引先にいろいろ挨拶したり、いろいろ貰ったりして、5時に解散。
そのまま歩いてヴィーナスフォートに行く。
自分の大好きなタフジーンズがセールになっとらんかなぁ、という淡い期待を抱いて
(つーか海に行ったのは殆どそれが理由だといえなくもないが)
行くと、案の定セールになっていた。今はヴィーナスフォート全体がセール時期だった。
で、そこでタンクトップを2枚買う。初めて見る親切な店員さんとたくさん喋る。
そのほかいろいろ買い、ウキウキでヴィーナスフォートを出て、また会場まで歩いて戻る。
なんでかって、私情だと交通費が出ないから。ブフ!オイラってば、けちんぼー!
そしたらですね。
その間の距離で、トラック運転手3人に声をかけられ、「ねぇねぇ!これから一緒にドライブしようよー!」と
まったくもって同じナンパのされかたをした。
なんだ。なんだそれ。
トラック運転手定番の誘い文句なのか(笑)?
案の定全部をバッサバッサと斬り捨て、とっとと歩く。
歩きながら、”そういえば久々にナンパされたなぁ。”と思う。
だいぶなかったなぁ。仕事⇔家の往復ばっかりだったもんな。

声をかけられること自体は嫌ではない。
腕を掴まれたり、追いかけられたり、拉致されたりするのは絶対にイヤだが。
着いていくことは絶対にないが、声をかけられもしないのも寂しいものだ。
そんなフクザツな女心なわけですよ、これが。

暑さのあまりに奴からもらった帽子をかぶる。
ロッカーから金魚運動を取り出し、重いのをガマンし、風を切って歩くと
帽子に奴の残り香があって、すごく辛くなる自分。


いやぁ、これもフクザツな女心なんやろうなぁと、久々にいろいろ自分と向き合った。
絶対に好きではない。お付き合いをしたいとも思っていない。
ただ、友だち以上恋人未満が居心地がよかった。
あ"ー、寂しいなぁ・・・・。




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