友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2004年04月24日(土) 国際情勢その2

昨日書こうと思っていたんだが、すっかり忘れとった。

かねばなるまい。
あの魅惑の国家、北朝鮮についてである。

なんだかとっても夢の国!いろんな意味で最強!毎朝律動体操でみーんな健康的!
でも行きたくないよね!
っつーか、旅行がてらは楽しそうだけど、永住はしたくないよね!!

ということで、先日山崎氏が勝手に北朝鮮の拉致問題交渉担当と話をしたのが今月1、2日。
んで、帰ってきてから山崎氏は無条件で返すという見方が強いと話した。
だが!!22日になって、わざわざ日本のメディアにその北朝鮮交渉担当が「残りの家族を無条件で返すことはない」
と説明。しかし、どんな条件で返すかの提示はなかった。


あのさ、ここで一ついいたいわけ。
北朝鮮の交渉担当者は、本当に自分が言っていることの筋が通っていると思っているのだろうか?
「お前のケシゴムもらったー!」
「かえせよー!」
「カッターでさいの目切りにしてやるもんねー」
「かえせよー!」
「じゃぁ2ピース返すから、あとはえんぴつ貸してくれたら全部返す。」
という、まさに子供の思考ではないか。ヴァカか。
それを国と国との取り引きにしようとしているんだから(実際し始めているし)お笑い草だ。
時代錯誤もいいところだ。イイカゲンに、拉致被害者の家族さえこっちに帰って来られたら
お前らなんかにゃ興味がな(略)
人生という時間と命がかかっているわけだから、こんなモノではたとえられないくらいの
苦痛が拉致被害者にはあると思うんだが、もうね、「お前はイカレポンチか!!」と
昔っぽい責め句で交渉担当にぶつかっていきたい。

と、まぁ熱く語ったわけだが、実際拉致被害者の家族(北朝鮮に残っている)のキモチはどうなんだろう。
自分の親が北朝鮮の人で日本に拉致されてきていたとして、自分はまぁ「日本人」と偽った親に育てられた
性根座った日本人気取りで生活していたとしよう。
いきなり親が「北朝鮮に行く」と言ったまま帰ってこなくなる。
教育では日本は悪だと教えられているから
(実際、今の日本では北朝鮮が悪だとは教えてはいないが、北朝鮮は今でもそういう思想の教育である。)
不安で不安でたまらなくなる自分。
それでいて、日本政府から生活は保障されている自分。
「あー日本政府は万々歳じゃーでも北朝鮮はとっとと親返せ」と思うことだろう。
そして発覚する、自分が北朝鮮人という真実。ショックを通り越してどうにかなったほうがマシだと思う自分。
もちろん友だちには言えない。親もいない。
で、その親の元へ行くよりも、「北朝鮮に行った親を、日本(こっち)に帰らせろ」と要求する日本政府。
だってあんたらがさらってきたんじゃん、とかいう矛盾と葛藤する日々。

辛いな。
つらすぎるな、もう。

でもやっぱ、親と一緒の国にいたほうがシアワセなんかな。
自分は、なんにせよ彼らが早く会えるように思っています。
あ、でもそこに妥協だのなんだのがあるのはイヤだな。←オイ





ちょっとアツく語ってみたMADでした。




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