2003年02月17日(月) |
いや、お前では無理だろう。 |
あまりにもビックラ事件があったために書く。
先日、友人が男を紹介してくれると言ってきた。 どうも彼女が欲しいと日々言いつづけている野郎らしく、気乗りは全然しないが 友達の範囲を広げて世界へ飛び立とう的思考の自分はまぁ普通に知り合いになれればなぁと会う事に決めた。
正直、男前だったらいいなぁという希望があったのは言うまでも無い。←オイ
で、3人で会って呑みにいこうと決めたのだが、当日友達は残業のためいきなり欠席。 業者は棚卸時期だから仕方が無いのだが、 何が致命的って自分は仕事が終わってから集合場所に駆けつけ、すでに終電がなくなっているという話だ。 しかも近くのどこかで紹介されるはずだった野郎も待っているわけだ・・。 ドタキャンした友達は二人で呑んでくれと言い、相手にMADの電話を教えていいかという言われ、 せっかく来たし断る理由もない為教える。
で、合流。
なんか普通の人だった。 背も普通。顔はどっちかというとイケてない。 同じ歳だったため意気投合し、居酒屋で酒を組みかわす。 なんでか政治の話が大半を占め、今の財政が悪いのは、とか、しまいには世界情勢がどうのまでに発展。 自分の頭が思う存分政治を語った。 酒が入るとウンチク垂れるタイプではないのだが、相手はどうやらそういう話が好きらしく かなり盛り上がり、約4時間―――(笑)。←盛り上がりすぎ
相手はじっと自分を見始めて、煙草を消すと荷物を持って立ち上がり、MADの腕を掴んで おもむろに「ホテル行くぞ」と発言した。
ぎょえ――――――(笑)!!!
ヤツが会計をとっとと済ませてしまった為店を出て、 「嫌だ。(お前とは。)行かんぞ。(お前とは。)」 と念仏のように言いつづけ、じゃぁこの後どうするつもりだと聞かれた為 カラオケなら自分は何時間でも歌いつづけると言い張る。 そうだ。 今こそ思い出せ。 中学校の合唱練習で、担任が言った言葉・・・
「うぐいすは、血を吐くまで鳴きつづけるんじゃ!!」
そうだ。自分は今うぐいすなのだ。←何が 相手はそれでもホテルに行くと粘ったが、それ以上の粘り勝ちでカラオケに決定だ。 バカものが!!援交でもあるまいし、好きでも無いやつとホテルなんか行くかボケ!! 酒も入りぼんやりとしてはいたものの、それに便乗してどうのこうのなど言語道断だ。
で、寒い道を歩いていたのだが、カラオケが何処にあるのか分からない。 実は、地理に詳しくなかった自分の負けはその時点で決定したようなものだった。 野郎は寒いからタクシーを拾うと言って駆け出し、タクシーに乗り込んでMADの横に着けてきた。 渋々乗り込むとタクシーは案の定・・・・
オイオイ、な場所へ一直線だ。
車内では戦争勃発。 バカじゃねぇの、そんなんで絆(ほだ)されるような女(アマ)だとでもお思いかい!? とグーも飛ぶ。 運転手は黙って黙々と運転し、喧嘩をしている状態から騙されて乗っている事くらいわかっているだろうに 割って入る勢いもない。 このご時世、乗ってくれる客がいるだけでいいのか? 客の運命なんかどうでもいいのか!?
タクシーはバカ野郎お目当てのホテルに無事到着。 運転手も嫌そうなため(たしかに巻き込まれたくないが)降りて、とっとと駅に向かって歩き出す。 「ラブホはカラオケあんじゃん」という言葉で怒り心頭。 「絶対自信あるから!」という無茶苦茶な引き止めにも耳を貸さない。 侮辱にも程がある。ラブホテルの前で、いっぺん凍えて死ね!! ・・という怒りを胸に抱いて近くにあったカラオケへ。
ちなみに後ろからうなだれた様子でついてきていた。
で、怒りはあったもののクールを装い許すというマリヤのような優しさでカラオケ地獄だ。
ボケが。
MADをコンビニ気分で抱こうなんて100万年はえぇよ!!!
とんでもない奴を紹介したな!と友達に怒ったら、説教してくれたらしく、二度と会わないようにした。 というか、変な奴と付き合っている友達にも説教した。
<<今日の話>> 愛媛県の川之江市で玉突き事故発生。 いつも同じ曜日に父親が出張で向かっていて、さらに亡くなったのが56歳の男性という事で かなり不安になり母親に電話をする。 父親に連絡をしても返事がないらしく、母親も心配しているようで焦っていた。 一度電話を切り、連絡を待っているとしばらくしてからまた携帯が鳴る。 どうやら父親は無事だったとの事。 そして、さらに衝撃的なのは「お父さんはまだ55です!」と威張っていたことだった。
あんた。
どっこいどっこいだよ(笑)。
とにかく良かった。
MAD TIGER地味作品集
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