友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2002年09月07日(土) 涙腺の衰退

自分はよく涙が出るタイプだ。
昔の曲を聴いては当時の状況を思い出して涙が出て、映画どころかドラマでも涙が出る。
踊る大走査線the movieを見に行った時、いかりやが殴られ、縛り上げられたところで涙が出た。
おじいちゃん!!おじいちゃんをいじめないで!的なものがそこにある。老人虐待はよくないと思う。
小学校くらいの時犬のコメディー映画ベートーベンの1と2を、両方とも母親と映画館へ見に行ったのだがそれでも泣きまくった。コメディーなのに。
やめて!ベートーベンを連れていかないで!!的なものがそこにある。動物虐待もよくないと思う。そんな今日このごろである。
基本的に何を見ても涙が出る。開始早々4分で泣ける自信がある。
今までいろんなバンドのライブに行ってきたが、泣かないライブは少なかった気がする。
初めて見たライブMALICE MIZER(ヴィジュアル王)のライブの時は、いろんなショックで2日後まで食事が喉を通らず
学校でも「もう絶対来んて!!あんなんやったら来てくれんて!」と泣いていた覚えがある。
なんで来てくれないと思ったのか未だに不明だが、なんか納得いかなかったのだろう。
ちなみに後のメンバーの話しでは、ビックリしたツアー場所1位に上げられていた(笑)。反応が良くてビビったらしい。
結局彼らがあのメンツでやってくる事は2度となかったから、あながち悲しい予想は外れていないのかもしれない。

で、突然だが個人的に泣きまくった映画を上げてみたいと思う。

1位:グリーンマイル
これは一昨年の年末だったと思う。
レンタルビデオで見たのだが、当時自分はいやいや引っ越したばかりで友達もおらず、バイトも辞め、兄貴は実家に帰って自分一人、
しかも左足首断裂でギブスをしているという哀愁ただようむちゃくちゃな状態で、
夜中に電気を暗くして、布団にくるまって見ていた。
「うぉぇぇぉ〜」と声が漏れる程辛いが、暖かい映画だった。
死刑というリアルな状況に対面しておきながら超常現象のようなものを重ねるのはあまり好きじゃないため、
好きな映画には分類されないが確実に泣けるし、泣き終わるとなんだかスッキリする。


2位:フラバー
ディズニーか何かがやったやつだったっけか。忘れてしまったのだが、ロビン・ウィリアムスが主演。
スライム状の物体が意思をもって蠢いている、それだけ言うとなんとも気色悪いのだが、ヒューマンコメディー(?)である。
発明家の主人公が発明した空を飛んでいるロボットがバットで殴られ、叩き付けられるシーンが強烈に残っている。
もちろんそこで号泣。そこのみ、と言っても過言ではないのだが、他の部分などどうでもよくなるくら衝撃的であった。
なんというか、意思を持って主人公を慕って動いているロボットというのは明らかに人間より劣ってしまっているのだが
それを人間同等に扱う主人公と、悪者(ドロボウ?)に立ち向かって行く覚悟みたいなのがロボットから強く感じられたのだ。


3位:踊る大走査線 the movie
言うまでもなく邦画、いかりや主演。←違
先述した通り、いかりや撲殺シーン(?)で号泣。
映画館で2度見て、2度ともそこで号泣。強烈なインパクトのある、今世紀最大のいかりやシーン。
3度見ていたら、多分自分は「いかりや!うしろ!うしろ!」を確実に叫んでいた。3度みなくてよかった。


4位:アラジン(Disney)
自分はかなりのアラジンフリークなのだが、未だに日本語字幕を1度しか見たことがない。←それはフリークではない
小学校くらいの時にアメリカ在住の母親の友達からビデオが送られてきて、
ピザのクーポン券が入っていて注文しようか迷ったというオマケ話しまであるのだが、
英語でまくしたてるアラジン達を見ながら、とりあえずなんとなく話を理解していた気がする。
全体的に泣けるのだが、序盤にアラジンが自分の生活やみすぼらしさにフと悲しくなるところ。いい!!!
歌や、アラジンの表情、ぬくぬくと眠るアブーの横で一人窓から城を眺め、一気に城の美しさを表現する構成には圧倒される。
その後のジャスミンとのイチャイチャはどうでもいいのだが(オイ)最後のグダグダさえ乗り越えればまた泣ける。
結局お前はアラジンが好きなのか嫌いなのかという事も疑問になってくる。



ランク外:E・T
スピルバーグ監督の大作も、自分にとってはただのお笑いネタにしかならない。←コラ
全世界の何人の人が、「E・Tオウチにデンワ!!」とマネをした事だろうか。
あぁいう主人公に取りついたようにドタバタを起こすキャラクターは大嫌いなんだよな。
しかも守られる側。明らかに「守ってあげたくなるよネ☆」という感じを受けるのはどうも好かない。
ドタバタの発端は、だいたい主人公が「おとなしくしてるんだよ」と言っていなくなると始まる。
お前がどんな状況だか分かってないのか、バカものが。
しかもタチが悪い事に、こういうキャラは自分の存在が危うい事を自覚しているのにもかかわらず
(E・Tの場合はお母さんに見つからないようぬいぐるみの中に隠れていた。)
事をしでかすから怒り倍増。ウザいったらありゃしない。
ついでに友達が、橋のたもとで息も絶え絶えに横たわる弱ったE・Tを見て「あの腐ったボロ雑巾みたいなん・・・」と説明していたところから、
自分にはそのイメージしかなくなってしまった。ゴメンナサイ。スピ・ルーバグ。

ランク外:グレムリン全部
多彩なコメディー性と、ギズモという愛らしいキャラクターで爆進するグレムリン。
泣けるどころか大嫌いだ。見たけど、もう見る気すらおきない。
E・Tで記述した通り、その王道のキャラクターである。
つーかお前さえいなけりゃ何も問題はおきねぇんだよ!と叫んでしまいたくなる。
さらにE・Tと違い、キャラクターとしての重要性はかなり低い。
愛らしいだけ。地球が脅かされるというキケンもない。居るだけムダである。
その好奇心がアダとなって問題が巻き起こる事件タイプ。最悪。
ギズモよ、ウチには絶対来ないほうがいいよ。ウチは可愛いからって容赦しないよ。



以上、本日のギズモでした。




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