2002年07月15日(月) |
呑んだくれキョウダイ |
昨日、久々に友人と遊んだ。 遊んだというか・・・仕事先での対人関係がうまくいかない、という友人Tの話しを 聞き、慰めてあげようではないかという集まりだった。 それを理由に皆が会いたいだけだったのだろうが、理由はなんにせよ2ヶ月ぶりくらいに会った友人と 4ヶ月ぶりにあった友人も、皆が変わっておらず、思わず笑った。
6人いたのだが、自分と友達B以外は皆遅刻だと言う・・・憤怒するB、人を責めるのは 好きじゃないからどうでもいい自分。 (注意:別に仏の心で責めないのではなく、今度自分が遅刻してしまった場合への 予備として、相手を許すということをするのだ!!とてもあくどいのだ!!) ボチボチ揃い始め、昼飯を食べに行く。 そこでTの悩みを聞く・・・が!出ました!以前の日記でもグチっていた、Nです!! 凹んでいるTに追い討ちをかけるように「それは考えが甘いよ。考えなおさないと社会でやっていけないよ。」とか 「あたしだって、年上の新人に"なんで年下のヤツにこんな重要なポスト与えてんの"とかいわれてるもん」等、素敵な自慢が始まる。
あんたの実力があるのはもうわかったから、黙ってくれ!!といった雰囲気にまで発展。
もう、もうねー・・・Tもしんどかったと思うが、関係のない自分までしんどかったわい。 相手がどんな気持ちで話しを聞いてもらいたがっていたのか、こいつは分かっていないのだろうか。 Tはもともとあまり友達を作るタイプではない。 自分のように「オレが!オレが!」ではないから、いじられて初めてキャラがたつのだ。 だから、会社に対して自分をいじってくれる人を求めてしまうのだが、そんなの自分が心を開かずに出来るはずはない。 学校だったから友達になったものの、正直会社で出会った場合、彼女と友達になっていたかどうかというと それはちょっと悩んでしまうところである。 しかし結局今の仕事を続けるか止めるかを考えるのはT本人であるし、考えを変えろとか そんな説教をたれんでも、T自身が一番良く分かっていると思うのだ。 TはNが一方的に話している間中黙りこんでいた。 どちらも実力があり、プライドが高いのは学校で嫌という程分かっている。 どんな気持ちでTがNの話しを聞いているのだろうなぁ、と思うと俯くTを見られなかった。 Tは、皆が冗談を交えて彼女を応援した時にやっと顔を上げた。
女の相談とはそういうモンだと自分は思っている。 相談しても、得に深くコメントは求めていない。 自分の話しを聞いてもらうだけで何もコメントがなくても、かなりの処方である。 ましてや自分で納得のいかない状況を打ち明けた時、「あんたが悪い」というように言われたら 凹まないか?ただでさえ凹んでいるのを、さらに掘ってどうしろというのだろう。 Nにはその人の性格とか、人格とかをきちんと把握した上で発言してもらいたいものだ。
その後カラオケに行く。 ビリヤードか、ボウリングか、卓球がしたいナァという意見を出して、賛同する人もいたのだが Nが「えーカラオケ〜」と言った言葉に、「あんたのワンマンショーやないんやから」とツッコむこともできず 押しきられる形になった(笑)。 マイクを離さないN。 彼女はラップが大好きで歌うのだが、自分の天敵のラップを歌われることによって笑いを堪えるしかない自分。 虎の心の声『どうしよう・・・すごい可笑しいんだが、どうしよう!!!』 中々曲を入れない友人たちに曲を進め、勢いづけに何か歌ってといわれたため「魔女っこメグちゃん」を歌う。 シャランラ シャランラ ヘイヘヘイヘヘイ シャランラ〜♪ クハー気分がいいゼ!!やっぱり魔女っこに限るな!!←何が 盛りあがったところで皆が歌い始める。 TMRとかドラゴンアッシュとかJAMとかに混ざって歌われる 「エースをねらえ」「アタックナンバー1」「ハロー!サンディベル」(←自分生まれてない)・・・ いかん。オタクというか、これはキモい。 普通も一つくらい歌ってと言われて仕方なしに松山千春の「長い夜」をモノマネで歌う。 いい!ちーさま最高!!気持ちがえぇ――――――――!!!
カラオケ途中でNが仕事で呼び出され、帰る。 忙しそうだなぁ・・・。
そうして夕飯をたべ、11時帰宅。
家の前で兄貴とバッタリ出会い、ビビる。 どこ行ってたのと聞かれて「バイト」と答える事にもう慣れてしまった自分。最低である。 兄貴はとても疲れていたが妙にハイだったようで、ひたすらバイトの話を喋り、金を貸してと言ってきた。 別に貸してやらないこともない。1000円を貸してやる貧乏な自分。 すると、兄貴は「奢るから酒買ってきて」とふっかけてきた。
ちょっとまて、これは自分の金だぞ。 いや、しかし兄貴に貸したことによって、すでに自分の金ではないわけだが・・・ 違う違う、だってまだ自分の財布の中にその金は・・・
瞬時に考えが巡ったが、考えている間にも12時閉店の店がしまってしまうということで徒歩で酒を買いに行く。 閉店が近いため、ときおりダッシュも交えた素敵な走りを田舎ものどもに見せてやる。←自分もだな 見事酒をゲットし、おつまみはまぁいいか、ということで帰宅・・・しようとしたが。
兄貴から借りていたCDウォークマンで曲を聴いていたため、自分は背後に忍び寄る人物に気がついていなかった。 自分は背筋を張り、腹筋を意識したダイエット歩き。 そしてその髪の毛は風に吹かれてボサボサ。背中からはデブ特有の汗がにじみ出る。 おそらくワキも湿っぽいだろう。←聞いてない 曲を軽く口ずさみながらドスドス歩いていると、目の端にほんの少し動いたものが見えた。 ウォークマンを外しながらハッと振りかえり、自分は思わず叫んだ。 「うぉぁ!!!ビックリした!!」 すぐ近くに、自転車に乗った男がいた。 ビックリするだろうが!!!!このおたんちんがッッ!!! (しかし男も、虎の声にビビっていたようだった。) 男「今帰りですか。」 虎「はぁ」 おい。やめてけれ。自分はしんどいのだ。 酒を買うためにどれだけのダッシュを繰りかえしたことか。 無視をして歩きつづけるが、イヤホンはまだしない。何をされるか分からないからだ。 男「えっと、○○(酒店)で見たんですけど・・お友達にはなれないッスかね」 虎「なれないですね。」 やめろ――!!やめてくれ―――!! そのノー天気な喋りかたはなんだ!夏の暑さにトチ狂ったのか!! 男「じゃ、あの、携帯番号渡しますんで、気が向いたら連絡・・・」 虎「結構です」 もしかして、お前は春に、「洋服の破けた+自転車のパンクしていた自分」に声をかけてきたヤツではあるまいな。 そのイケてない風貌から、そんな雰囲気がしてならない。 男「今、あのー彼氏とかいるんですか」 虎「います!!」 寂しさ爆発。お前それを言わせたかったのか。 「お前は男もいない寂しい奴なんだよ、このメスブタが!」ということか。 そんなの言われなくても分かってんだよボケが――(号泣)!! 男「別れる予定とかないですかねー」 虎「はぁ????」 意味不明。自分が明らかに嫌悪感を示したことによって、男は退散していった。 「別れる予定」ってなんだよ。 そんな悲しい予定たてるバカがどこにおるんじゃい。 それとも、なにか。 追い討ちをかけて「お前なんて別れる予定すら立てられないロンリーチャップリンなんだよ!」という事が言いたかったのか。 もうね、もういいんスよ・・・。
ハハ・・・
帰宅してその話しをツマに兄貴と飲む。 チューハイを1本飲んだところで、おつまみを作る。
虎つまみ【用意するもの】 ●パン2枚 ●シーチキン1缶 ●マヨネーズ適量 ●マーガリン適量 ●のり2枚
1:パンの耳を落とす。耳は使わないからラップ等をして保存。 2:パンにマーガリンを塗る。シーチキンを容器に空け、マヨネーズと適当に混ぜる。 3:のりにマヨネーズを軽く塗る。全面ではなくパンの大きさくらいでよい。 4:のりのマヨネーズを塗った面にパンをのっける。パンマーガリンの面に、シーチキンとマヨネーズ和えを適量乗せる。 5:のりをパンにあわせて折る。パンの大きさの正方形になったら巻く。 6:しっかり巻いたら出来あがり。
さも海苔巻のようなパンのり巻き。ちなみに実家から帰ってきてから、米がなくて食べてないため どうも米を求めずにはいられないメニューばかりを作る節がある。
兄貴の評「60%。」←なにが?? 自分としては、むちゃくちゃウマいと思うんだけどな――。
MAD TIGER地味作品集
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