2002年05月17日(金) |
そして俺は無職になった。 |
なりました。 無職に。
勢いに任せて、昨日バイト先へ号泣しながら「やめます」と電話をした。 はっきり言って、追いこまれていた。 自分がもう本当に、どうしようもない人間におもえてしかたがない。 物を食っては排出、結局なんの役にも立ってない上に、意味も無く食われたモノ達に申し訳が立たない。 俺たちを燃料にしといて、お前何やってんだよ、といったところだろうか。
電源をオフにして、バイト先からの人の連絡も全部取らずにまったくもって人と接するのが嫌だった。 また5月病だと笑うしかない。 その状況を、「5月だから仕方ない」で逃げる自分にもやりきれなさを感じる。 所詮はその程度の人間だという事だ。 バイトと就職とダイエットと卒業の両立もできない最低人間。 自分を最低だと思うとどん底にまで落ちる。
そんな事があった昨日だが、友人に電話をすると遊んでくれるという。 一緒に呑みに行ってグチを零す。 その時、友人が「友達が亡くなった話し」をした。 正直ショックだった。まさにリアルタイムという感じだ。 何せ目の前の人間が死のうと思っていたなんて、相手は思っていないだろう。 友人が話しをした、その「友達」は自分も会ったことがある人だった。 あんまり深くは喋らなかったが、写真を撮ってあげたり、一緒に笑ったりした。 同じものを見て感動して、まさか・・・としか言い様がない。 友人が知ってか知らずか「TIGER死なないでよ」と言ってきた。 もう半笑いだ。そんな話しをされては、志半ばで亡くなった彼女に申し訳が立たないだろう。
別に友達がいるから、やめたとかじゃない。
親が悲しむからでもない。
自分はまだまだ落ちられる。 その落ちられる隙間があるなら、最低限もがいてもいいじゃないか。 必死にもがいて、昇るなら昇ろう。精一杯昇ろう。 そしてまた落ちたらもがけばいい。
親からの連絡が嫌で
自分はまだ携帯の電源を切っている。
自分はもがいている。必死になって喘いでいる。 だから、頼むから、追いこまないで。 土下座でもなんでもするから、しばらく見ていて。
それは子供が心配なんじゃなくて、「家計」が心配なだけなのは分かったから
家計に迷惑をかけないから、放っておいてくれ
MAD TIGER地味作品集
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