2002年03月14日(木) |
大嫌いじゃ!でてってやる! |
14日。ホワイトデー。 あげたにも関わらず、誰からもお返しを貰えなかった自分。 ブツクサ言ってバイトを終えると、仲間がどこか行こうと誘ってくれた。 虎の期限が悪いと思ってのことらしい。 しかしオメーが返さねぇからだろ、とかは思っただけで言わなかった(笑)。
仲間3人と、合計4人で一緒に出かけよう!とハシャギはじめたのは深夜2時。 マッハで車を借りて一般道を飛ばす。 とりあえず車を転がしながら、富士山の朝焼けが見たいと自分が言ったことから、 ほんじゃ富士山目指して行くか!ということになった。 方向をだいたい決めて走っていると、雨が降ってきた。 だんだんとそれは激しくなり、槍のような雨に!!! こんなハズじゃなかったのに〜!という自分たちの気持ちとは裏腹に激しくなる雨。 そのとき、一人の仲間(以前から出てきているM)が叫び声をあげた。
「ヒィ――!!!この道俺が事故って友達の車を廃車にした道だ―――!」
ギャー、と声が上がる車中。呪いの一般道へと踏みこんだ4人の運命は・・・!!!←何 とりあえずその事故現場を検証。まったくもって余裕である。 「ココにブレーキのあとあるだろ?こっから悪夢だよ!!」 興奮気味に話すMを写真で撮る。現場検証開始だ。 「ここでケツが跳ねあがって壁にぶつかってんだよ!!」 Mが指差した部分のコンクリートは擦れ、灰色だった部分が白く浮き出ている。 また、その位置が確実に普通の車体の位置ではなかったため、かなりの高さを浮いたことが分かる。 それも激写。 「んで、ここに粉々のガラスがあるだろ?もう死んだと思って爆笑したよ!」 そういうMは爆笑していたが、時速160キロでぶつかった衝撃はやはり普通ではなかったようだ。 車は大破。しかし皆シートベルトをしていて、ケガはなく、誰一人として死ななかった。 不幸中の幸いとしか言い様がない。 思いでに浸りながら峠へ向かって爆走。夜景を楽しみながら走っていると、 何やら茶色いものが道のど真ん中でモゾモゾと動いている・・。
ウ・・・・
ウサギ!!!!!
目の前には野生のウサギ。 突然の車の出現に驚くが、ウサギちゃんは前にむかって猛ダッシュ! 横にズレればいいのに、追われるがままに走りつづけるウサギ。 野生ながらの茶色さに、足の白さがポンヤリと夜の闇に浮かぶ。 可愛らしいなぁ、と皆でキャーキャー喜びながら、去って行くウサギちゃんを見送った。 「ウサギがいるならゾウくらい出るでしょ〜!」 とは仲間Sちゃんの発言である。 出るわけねぇよとか思っても、それは口に出してはいけない。 しばらくまたグネグネとした道が続き、見た目にも面白くない。 自分はといえば眠かったのだが、「オメーが寝ると眠くなるからずっと喋ってろ」といわれたために 嫌味もこめて心霊話しなどをしてやる。←最低 そして急カーブを順調に曲がったときだ!!!!
「ギャー!」
し・・・・
シカ(爆笑)!!!!
隊長!シカであります! シカが、我々を見ているであります!! それはシカというよりバンビちゃん。細いおみ足を見事に曝け出して、自分たちをメルヘンの世界へと誘う。 一気に盛り上る車内。 バンビーバンビーと大騒ぎしていると、またもやウサギ同様前方方向へ猛ダッシュである。 横にどけばいいのに・・・・。
結局ウサギたんとバンビちゃんを目撃して山中湖へ。雨で散々だったがとても楽しかった。 しかし眠い・・・。
==*==*=きょうの(>_<)文字=*==*==*==* 「ねむい」を変換すると・・・
『睡魔が。。。(;ωゞゴシゴシ・・・』
そんなに眠いなら、永遠に眠らせてやろうか、という話しだ。 睡魔?ハァ?WHAT? あー・・・あの口が腹立つワイ!ワイワイ!
MAD TIGER地味作品集
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