まだ２０代の頃の話。その頃はインターネットなんて一般には出回っていませんでした。出会い系といえば、テレコミ。ダイヤルQ2とか２ショットダイヤルとか。
　当時一人暮らしだったのですが、よくお世話になりました。大体はテレエッチ目的だったのですが（ほとんどは佐倉さんとですけど、中には本物と思われる人も）。
　ある日、繋がった女性。自称３０代前半。声がすごくかわいらしくて話も弾みました。通常の会話もエロ会話も。そうするうちに今から会いましょうということになりました。距離的には車で一時間ほど。真夜中でしたが、車をとばしてゆきました。
　女性の誘導で家の近くに到着。
　「今、出ます」とかわいらしい声。
　ドキドキわくわくです。玄関が開いて出てきました。
　出てきたのは、、、、どうみてもオバちゃん。。。暗がりでもわかるくらいにオバちゃん。
　とりあえず助手席に乗せます。
　「ごめんね、年齢嘘ついてた。十ともうちょっよサバ読んじゃった。」とかわいらしい声。
　目をつぶってきいていれば横にいるのは可愛い女性。目を開けて現実を直視すれば、へたすりゃ母と同年代の女性。
　とりあえずは車を出したのでした。