奇跡を信じて〜あれから〜
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 夢の中で

昨日からハードスケジュールの私である
朝、病院へ行き昼食の差し入れをし仕事に向う
仕事をしながらもHは買って来て欲しい物などを
携帯メールで送信してくる
そのメールは膨大な量だ
今日は午後1時30分から昼食の休憩に入った
タイミングよく電話が鳴る
通常、私はカウンセリング中は
誰からの電話も出ない様にしているのである
それが向き合ってるクライアントへのマナーだとも考えている
Hは「弟が迎えにきてくれたから家に帰ってきたよ」と言った
私はホッとした
Hが一人ぼっちでいるのではない事に安心した
仕事が終了した後Hの自宅に向った
夕食後に「お風呂に入りたい」と言うH
左手で杖を突き右手を私の肩に掛け移動する
1ヶ月前のHからは想像できない
Hが迷子にならない様に
左手にビーズブレスレットをしてみた
何処かへ一人で行くわけではないから
迷子になるはずはないけれど
夢の中で道に迷わないよう
夢の中で道に迷っても私が見つけてあげる事ができるように

2002年01月26日(土)
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