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「暗幕」日記

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2003年02月13日(木) 夢記録:ガラスの校舎/書くことについての雑感

夢記録。ずっと風邪気味で不快だったのがようやく抜けて、関節もどこも痛くない目覚めの前にみた夢。
【夢の内容】
学校行事で登校したがしばらく出席してないので教室の場所がわからない。見当で最上階までいったら違ったのですれちがった同級生に尋ねる、「1−Lはどこか」3階の端がそうであるらしい。ホームルームに荷物を置くために改めて向かう。
中庭を見下ろす渡り廊下は中央分離帯の敷居が二列ある広い道で、うすい青が基調の明るい建物だった。

書くことについての雑感。
キーの打ち間違いの頻度の高さや、スクリーンへの反映の遅さが、体調が乱れているせいだと気づかないのが具合の悪いときというもので。ただ押すだけのキーに鉛筆から持ち替えたのに忘れるほど、刻み付ける操作は重く。自分がキーを打っているのかそれとも金属板に刻んでいるのかわからなくなる。少しずつ、ほんの少しずつ、それでも言葉は降り積もって行く。
刻まれた言葉に刻んでいる間の不快感、吐き気もともに記録されるかといえばそんなことはなくて。書けるなら書いておいたほうがいい、やがて私もいち読者として、刻み付けられた言葉に救われることもあるのだ。
脱稿の爽快さに混じって、それを読んだ人の感情が、まるですでに公開されたもののように流れてくることがある。私が決して気を変えてお蔵入りにすることがない以上それは約束されたもので、おそらく必ずもたらされる予定のものであるのだが。ここまできた以上、公開までの手順はたいして意味がないのかもしれない。
「やっておけばよかった」という後悔はすまいと生きてきたが「やらなければよかった」と後悔したことはいままで幸いにしてない。





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