ふうこの英国留学日記-その後

2002年03月21日(木) スペイン・ポルトガル旅行

すいません。しばらく日記更新してませんでした。というのも
この一週間、イースター休暇がはじまるや否や、翌朝6時の飛行機で
バルセロナに飛び、一週間のホリデーを満喫していたのです。

バルセロナでは、ガウディのサグラダ・ファミリアを見物。
その後日本から来たKと合流し、ピカソ美術館へ。

スペインはかなり治安が悪いと聞いていましたが、なんのトラブルもなく
無事に過ごせました。しかし、マドリッドの夜の駅はちっと怖かった。
なんか、バルセロナと違って、マドリッドは場所によって、NYチックに
街が荒れていて、ああ、いかにも犯罪が起こりそうという街角を目にしました。
地下鉄に乗ると、人々はかなり騒々しく、大都市でも、ロンドンとはおお違い
みんなが大声でおしゃべりしているので、それをかき消すかのような、アナウンスも自然と音量が大きかったよう。
しかし、プラド美術館は良かった・・・、今、日本でプラド美術館展が開催中で
いくつか、東京にいっているので、展示されていない作品もあったけど、それでも、ありあまる、ゴヤとベラスケスの傑作の数々。

ソフィア王妃芸術センターのピカソのゲルニカが見れたのも嬉しかった。
私は中学生のとき、開校10周年のゲルニカ制作委員会というのをやっていて、巨大な模作を制作したので、この作品には思いいれがある。
実際の作品は想像以上に大きく、迫力。同じ部屋に泣く女の連作の展示もあり、なかなかぐっと来た。戦争で、夫や子どもを失しなった女たちの悲痛な叫びが、聞こえてくるようだった。

三日も滞在したリスボンではのんびーり。
魚介類が豊富でレストランも安くておいしくかった。イギリスの食事に比べると日本人好みの味付けだった。
あと、日本で数年前から人気になったエッグタルトの発祥地。スナック−バーに行くと、魚のてんぷらや、カスタードプリン、エッグタルト、などのお菓子やスナックが2ユーロくらいで何種類も食べられる。

リスボンは坂の町、市電やケーブルカーに乗って、テージェ河を見渡す城壁や教会
をめぐった。
国立美術館に南蛮屏風の傑作があったのにはびっくり。
ポルトガル人は日本人が初めて出遭った西洋人だったのね。ポルトガル人が当時使っていたという地図に、長崎の地名が記してあった。

ああ、しかし、今は楽しみにしていたホリデーが終わって
しまったことが悲しい・・・・

帰るなり、やらねばいけないことが山積み。

しかも、今日の夜、部屋のトイレが壊れてしまった。とほほ・・・

まあ、人生楽ありゃ苦もあるさ ね。




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