ふうこの英国留学日記-その後

2002年02月19日(火) 不可知論


今日からは勉強するぞと思って、夜二時間映画観にいった以外は学校が終わってからずっと部屋にいて、しかも机に向かっていたのに、ぜんぜんすすまない。
ネットしたり、家計簿つけたり、書類の整理したり、スケジュールのチェックしたり、いろいろやることはあるものねー。たんに集中できてないという話もあるが、
一日でプレゼンの原稿を200文字しか書けなかった。

資料をあちらこちら読みながらやっているので、なんだか、あたまがこんがらがるのよねー。私の脳みそってなんてキャパが狭いのかしら・・トホホ。

夜観た映画というのは、またまた大学の映画上映会で観た、タイのおかまのバレーボールチームの話(実話に基づいてるんだよね、これが)。これはかなり面白かった。ゲイの人たちの映画というのは、いつもなんだかせつないのよね。

まあ、それより、先日見た、デビッド・リンチの映画について考えていたのだ。
なんかの記事で、彼は不可知論者だというようなことを言っていて、おお、そうかと納得した。不可知論者とは世の中には目にみえないものや、把握しきれない世界があるということを認識している人のこと。このことに気がついていたら、人は謙虚にならざるをえないように思う。デビッド・リンチと謙虚さなんていうのは、結びつかないように見えるけれど、彼の描く男の主人公の多くは恐れを知っている。

たとえば、女性に対して、女性のことを理解できる、しているとは思っていない。
彼の映画では、多くの場合、女性は謎と矛盾に満ち、理解しがたい存在である。
それは、私からみると、どんなに女をえげつなく映そうが、好感の持てる態度。
わからないものにたいしてのリスペクトを感じる。

わからないことを排除するのでもなく、無視するのでもなく、リスペクトできたらいいと思う。

自分にはわからない、理解できないことがいっぱいあるということを意識するのはとても重要なことだと思う。

科学や技術の発展によって説明できることが増えたからといって、わからないことがなくなるなんてことはない。

私は、他人を理解したいと思うけれど、理解できるとはまったく思わない。
だから、あなたも私を理解できるなんて簡単に言わないで。


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