ふうこの英国留学日記-その後

2002年01月31日(木) 貴族がクラスメイト

今日、同じアートスクールの数少ない日本人から聞いた話。

Lordという称号から貴族の息子だとは思っていたが、
私と同じゼミのしかも、私が、今度ペアを組まされて彼の発表内容に
関して質問することになっている、ハリー19歳はスコットランド
の伯爵の1人息子。つまり将来の伯爵だそう。
スコットランドの半分くらいは、もともと彼の家に領土だそうだ。
お城みたいな家に住み、車が7台。ハイスクールはもちろんイートン。

ボロボロのアーミーファッションで、ときには、洋服にできた穴からパンツ丸見えのハリー。
教室に遅れてくると、三段抜かしで講堂の階段を駆け下り、勢いあまって、先生の前まで転がり出てしまい、モダンアート論の厳しい先生に苦笑されていたハリー。

伯爵のしかも、嫡男には見えませんよ。

そんなハリーに私はどう突っ込みをいれていいのやら・・・・
まあ、天使のようなかわいい顔をしているので、こわくはないんだけど、
こんな接点がない相手というのは初めてかも。

まあ、私たちにはイタリア美術という共通の議題があるわけで、
ゼミメイトなので、話さないでいるわけにもいかないわけで、
お手柔らかにお願いします。

といいたい今日でした。


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