2日前から読み始めた素樹文生さんの「旅々オートバイ」。 今のこの時期、このタイミングに出会ったことに、 とてつもなく運命的なものを感じてしまった。 オートバイについての云々はあんまりわかんない。 でも、彼の姿勢というか、言葉使いというか、 人との接し方や物事への着眼点、あるいは自分の在り方とか、 妥協についてとか、自分のなかの「核」についてとか。 あとがきも含めて337ページの世界の中に、 今まであたしの中で渦巻いていたものが文字として存在して、 それが想いとなって染みていった。 1964年生まれということは、今年で38歳かぁ。 できれば、この旅を始めた当時の、27歳の彼に会って、話がしてみたかった。 そして、「ダイジョウブ」だよって、言って欲しい。 (あ、あとついでに、装幀が佐内さんというのも、かなりの高得点)
日曜日らしい日曜日。 女子モーグルのハイライトを毛布にくるまりながら見る。 何も予定はなかったけれど、今日はそれでもよかった。
時間の感覚もないまますごしていると、エツコから電話。 これから会えますか?って。 同情されてしまうほどお金がないし、今日は一日うちにいる気分だったから、 来てもらうことにした。そういえばエツコも来たがっていたし。 あったかいココアと音楽とおしゃべりと。 なんでもない時間だけれど、心地いい栄養剤だなー。
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