風のひとり言
kaze



 再生

既にここに書かなくなってから11年の時が流れている。
書こうと思うこともあったが、忙しさにかまけたり、自分に言い訳ばかりでなかなか行動に起こさなかった。
書くことで自分の中にあるモヤモヤを整理することもあれば、自分を見つめ直すこともできたはずのこの場所から遠ざかっていたのは、決して精神的に安定した日々が続いていたわけではない。
この年月、様々なことがあった。
それを1つひとつ紐解いたところでなんの意味もない。
ただ言えることは、また書こうかなという微かな意欲と、いざ書いている行動力。それが自分にとって何を意味しているかは正確にはわからないが、それでも前を向いてみようと思う。

11年前、当時知り合いこの場に訪れてくれた多くの友達も、今やその関係は希薄になっている。
もはやこの場所に訪れる人は誰もいないだろうが、もともと人に見せるとか訴えるために書き始めたものではないので、それもいいだろう。
ただ、今自分はこうして生きている。
ある意味生存確認かもしれないが、今この一瞬を間違いなく生きているという証となるのかもしれない。


2017年10月10日(火)
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