風のひとり言
kaze



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電車に乗っていたら、
中吊り広告の文字がいきなり飛び込んできた。

「初恋探訪」

それを見た瞬間に、一気に記憶が遡る。

初恋・・・そうあれは、小学校3年の時・・・
(遅い?遅いよね?え?早い??^^;;)
1学期に転校してきた女の子だった<ありがち
最初は特に意識もせず、友人らを含めた数人で、
毎日のように遊んで帰った。
それがいつしかその子を意識するようになったものの、
気持ちを伝えることなく、5年生に上がった時に自分が転校してしまった。

以来・・・その子とは会ったことがない。
i今でも、名前や顔を思い出すことも出来るが、
でもそれは当時(=3年生時)の姿。
自分が転校した事から、同窓会の案内も来ないし、
当時の友人とは中学を境に疎遠になってしまったから、今では会う術もない・・・
(と言いつつその気になれば出来るだろうけど)

今頃何処で何してるんだろう・・・と思いを巡らす。

たった2文字の「初恋」という言葉。
それが目に入っただけで、ここまで思いを巡らし、
懐かしい感覚を与えてくれたこの広告に感謝(笑)
降車後、何故か足取りも軽くなった感じがした。

忙しい毎日の中に身を置きながらも、
たまにはこうした事を考えるのもいいもんだ。


2002年12月06日(金)
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