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■ ギャンブル
今日は少々マニアックな話(笑)<パチスロの話題 まず、パチスロ自体を良く知らない人のために簡単に解説(なんて親切設計なんだ)
パチスロはご存知のとおりスロットマシンです。 最初に1000円で50枚のコインを借り(あくまでも買うのではなく借りる)て遊戯する。 1ゲームに必要なのは3枚のコイン(最近は3枚がけ専用が多いもんで) つまり、1ゲームをやるのに60円かかる計算となる(笑) これでBIGやレギュラーなどを引き当てて、コインを増やすというもの。 当たりが来ると、1回のBIGなら350〜400枚程度、レギュラーでも120枚程度のコインが吐き出される。 更に、出てきたコインを現金化することができる。 まずコインを景品と交換し、その景品を買取所に持っていって現金化する。 これは何でも日本の法律上、直接現金と交換できないかららしい。 で・・・よく店先に「等価交換」と出ているのは、1枚20円で借りたコインをそのまま20円で買取してくれる意味。 7枚交換とあれば、1枚あたり約14円で買取してくれる事になる。 パチンコも同じようなもので、100円で25個の玉を借りて(つまり1玉4円)遊戯をするものだ。
さて・・・前置きが長くなった(自爆) で、そのパチスロの話題。 最近巷で流行している機種に「ミリオンゴッド」という台がある。 これはルールも簡単で、単純に画面にでる奇数の数字が揃えば大当たりというもの。 で、以外に連チャン(当たりが続く事)するものだから、一発逆転を狙う客には受けがいい。 更にこの機種には特別なルールがある。 盤面上段のリールに[GOD]が横一列に並べば、「プレミアムGOD」確定。 この時点で、約5000枚のコインが吐き出されるのである。 5000枚といえば等価交換で10万円。 よく10000枚出したって話を聞くかもしれないが、あれは20万円獲得ということなのだ。
この「ミリオンゴッド」。普通の機種は、何ゲームかやるうちに小役が揃って、 10枚とか15枚払い出されるものなのだが、この機種に限り、ほとんどそんな小役などない。 従ってコイン持ちも悪く、せいぜい1000円で20ゲームまわす事が精一杯。 ひたすら当たるまで、現金投資を重ねてゆく。 まるで何かに取り憑かれたように、無造作に現金を投入していく。 一撃10万円なのだからと、それだけを夢見て、客も目の色かえて打っている。
先日この機種を打ってみた。 幸か不幸か、12000円くらいの投資で「当たり」を引き当てた。 普通のあたりなので約500枚弱のコイン増加だが、これが10連チャンほどしてくれた。 おかげで凡そ5000枚。金額にして約88000の+収支であった。 後日、またこの機種を打った際は、3000円の投資。これが3連チャンで約27000円ほどの勝ち。 だが・・・ここでふと思ったことがあった。 前回10万円近く出したせいか、今回の3連チャンで27000円ほどの勝ちは「なんだ・・・」てな感じ。 恐らくかなり金銭感覚が麻痺してるんだろうなぁ。 普通の台で打ってる分には、20000勝ちでも御の字なのに、この台に限って考えると、 すごく不服な自分がそこにいた。。。 これはかなりまずいことだと自分を戒める・・・ と言いつつ・・・やはり一撃を求めて打ってしまったりするんだよなぁ・・・
ギャンブルなど全般的にそうであるが、 「勝てばもとは取り返せる」という考えが、泥沼に引きずり込まれる原因だ。 ギャンブルに「たられば」はない。 「少ない勝ちでも勝ちは勝ち」と割り切らない事には、自分を破壊してしまう・・・ そう自分に言い聞かせない限り、泥沼から這い出すことは難しいだろうなぁ・・・<自戒を込めて
ちなみにこの「ミリオンゴッド」 恐らくは年末までに全台撤去の運びとなりそうだ。 「著しく射幸心を煽る」という理由のもとに、自主規制が入るとのこと。 今ホールを賑わせている「アラジン」や「サラリーマン金太郎」「獣王」などもその対象になるようである。
2002年10月12日(土)
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