風のひとり言
kaze



 夕日

夕日には癒し効果がある・・・
それは何故だろう?
その赤さ、暖かさは、一日の終わりを告げ、同時に疲れを癒してくれるのか?
あるいは夜への扉として、そこに存在するのか?
いずれにしても、日本は世界でも屈指の夕日の美しい国だそうであり、
ネットでも夕日関連のサイトは急増、現代人の究極のヒーリングとして見直されているそうだ。

日本の夕日絶景ポイントベスト10というのが紹介されている。
北海道利尻島・北海道知床半島・山形県遊佐・新潟県瀬波・神奈川県三浦半島
東京都谷中・大阪府夕陽丘・愛媛県双海・大分県九重連山・沖縄県与那国島(北から順並び)
夕日評論家(そんな評論家がいるんだ!)の油井昌由樹さんの選定である。
この選定も、氏はかなり悩みあぐねた末の結果だそうだ。

各人それぞれ自分の好きな夕日ポイントというのはあるだろうし、
思い出の夕日というものもあるだろう。
かくいう自分の脳裏に描かれている思い出の夕日は2つ。
1つは小学生の時、剣道の練習帰りに見た夕日。
疲れた体を引きずるように歩いていたその時、眼前にはビルの谷間に沈む夕日・・・
手前には東京タワーの姿も見えていた。
いつもその夕日を見ながら帰宅した覚えがある。
(今現在、ビルの建築に伴い、その場所からは東京タワーも見えなくなってしまったが・・・)
もう1つは数年前に秋田で見た夕日。
折りしもその日は自分の誕生日で、日帰りで秋田取材に行った帰りのこと。
日本海に沈んでいく夕日を目の当たりにしたのは、初めての出来事だった。
さえぎるものなく海に沈む夕日は、静かに、そして穏やかに消えていった・・・
自然がくれた自分へのプレゼント&ご褒美と思って目に焼き付けたのかもしれない。

いずれにしても、確かに夕日を見つめていると気持ちも穏やかになる。
嫌な事をその瞬間だけでも忘れられたり、突然に懐かしい昔を思い出したり・・・
忙しい毎日を送り疲れきった者たちをも優しく包み込んでくれるような、
そんなスケールの大きさまでをも感じる。

皆さんの夕日にまつわる思い出ってどんなものですか?

最後に油井氏の言葉
「夕日は一期一会である。同じ時間、同じ場所に行ったとしても、同じ夕日には出会えない」


2002年08月30日(金)
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