風のひとり言
kaze



 

人は悩みの迷宮に入り込むと、どこへ行けばいいのかわからなくなる。
自分の行きたい道、自分の行きたい方向が定められなくなる。
答えを見つけようと、焦れば焦るほど、わからなくなる

でも、よく思うのだけど、
壁って自分自身が作ってしまってるんじゃないのかな?
乗り越えられないほどの高い壁を、自分が無意識に作っているんじゃないかな?
壁の向こうに行きたい時、
ただひたすら正面からぶつからずに、他の手も考える必要があるよね。
右をみたり左を見たり・・・もしかしたら正面の壁に穴があいてるかもしれないし、
あるいは、戻って別の道を探してみるのも一つの手段。
壁の前で佇んで、別の事を考えたりもしてみたら、
意外にその壁が低くなってたりする事も・・・

「乗り越えなきゃ」「進まなきゃ」って思う気持ちが強ければ強いほど、
他が全く見えなくなってしまう。
自問自答を繰り返しても、堂堂巡りばかりで答えが見つからない。
そんな時こそ、焦らずに一歩退く勇気を持つことも大事なことだと思う。


2001年12月06日(木)
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