風のひとり言
kaze



 続・ネット世界

昨日書き忘れた一番大事なこと・・・
ネットは思い込みは禁物だってこと・・・
ネットを始めた頃、知り合った友達が言ってくれた言葉。

そうだね。特に人間関係なんて特にだよね。
言葉を交わしていくうちに、だんだんその人の内面が見えてくるし、
その人が「こんな人かな」って思い込んでしまうこともしばしばあるけど、
でも、イメージを先行させてしまうことは、ある意味危険なことかも知れない。

人の内面なんて一面の筈がなく、結構複雑なものだと思う。
交わされる文字列だけの交流で、その人を全て知ったと思い込んだとしたら、これは危険だよね。
もし、自分を自在に操れる人がいたとすれば、その人を知ることが出来るわけがないから。

人との出会いは、やっぱり、目を見て、話して、相手の声を直接聞き、相手の表情を観察しながら
その人を知っていくもの。自分の五感をフルに活用して判断していくもの。
ネットでは、そんな五感はひとつも使えない・・・
相手の言葉・・・打ち出された文字の背景がわからないと、伝わらないものも沢山ある。
たぶん自分が打ち出している文字も、伝わってないことが多いかもしれない。
顔や姿、声がわからないからこその無責任な発言なども、よく見かける。

だからこそ、思い込みは禁物なんだと思う。
「こんな人かな」「こんな話かな」程度のイメージに留めておいて、
そこから先は次のステップ(電話で声を聞いたり、実際に会ったりして)で更に判断を重ねていければいいんだろうな。


2001年11月28日(水)
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