更新とつぶやき
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2004年01月11日(日) 充実

帰ったらまた書き直しますが、たのちかったよおおぉ!ちゅかれたけど。もう日本語もおぼつかないけれど。

能…羽衣良かったよ!何が良かったって短かったのが良かった(笑)でも綺麗だし話も分かりやすいし。
狂言は佐渡狐で、千作さんがでてらしたのでもうけた感じでしたよ!ちょこんと座ってらしてかわいかった〜!

翁から始まったんですが、やはり前日見た文楽の翁とは違うな。
文楽のはコミカル。能のはやはり神事なんだなあ、と。
難波(なにわ)は知らなかったのと翁で疲れて前半一時間爆睡。ほうきみたいのがでてたけれど、マジで何に使ったのか分からない体たらく。まあそんなもんだ。
でも後半はうってかわって派手に激しくなって楽しかった。

さてこれからバスで帰りま〜す。


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帰りました。あー疲れたー。

朝はちゃんと起きたのに、だらだらしてたら八時半くらいになって素で焦る。
九時半から会場なんですが、席が指定じゃないので、早く行かないといい席がない…

案の定、着いたらもう開場してて、しかも正面の席はほぼ埋まってました…マジかよ…

仕方なく正面の、目付柱(正面の一番左)の前に座ることに。でも大後悔。いっそ脇正面(舞台を横から見るようになる)にすればよかったああああ…
もしくはあと二千円払っていい席に座るか…ケチらねば良かった…ううう。

で、最初は「翁」ですよ。上にも書いてますが。
基本的な流れは文楽で見たのと一緒でした(いや、こっちが本家なんだけれど)
三番叟は茂山七五三でした。宗彦さん(七五三の息子さん)も出てらした。
文楽は三番叟が二人でしたが、能では一人なんですね。
文楽は、舞と言うより踊りという感じでした。こちらはやはり舞ですね。
んでも、ちょっと寝ちゃった…ごめん七五三さん…

次、「難波」。…知らん…
しかも、「翁」で起きよう起きようとがんばっていた疲れで爆睡。最悪…
二時間近いんですが、最初の一時間、かなり早い段階から意識がない…
今『能楽ハンドブック』の作品紹介見てみたんですが、なんか色々あったみたい。
そして箒みたいなのは、本当に箒だったみたい…気づいたら片づけられていくところだったし。

ですが、途中からは寝てすっきり!したのか、それとも盛り上がるところだったのか、楽しみました。
仁徳天皇のお話だったらしく、その仁徳天皇即位に助言した百済の王仁(わに)と、あと誰か女の人が出てきて舞うんですが、それが派手で華やかでスピーディでよかった!!衣装も目の覚めるようなきれいなもので。
今本見たら、その女の人、このはなさくや姫だったみたい(どうにもならないダメぶり)

さて狂言!キャー!でもみんなここぞとばかりにごはん休憩しに行っちゃう。マジすか!まあ、休憩十分しかないからなあ…でもさあ!見ようよ!
ええと、「佐渡狐」。
シテは茂山忠三郎さん。この方はお豆腐狂言の茂山千五郎家とは別で、茂山忠三郎家の当主さんですね。
で、アドが、茂山七五三さんと、そしてそして、千作さん!キャー!うれしい!

話はというと年貢を納めに行くんで道連れになった越後のお百姓と佐渡のお百姓が、佐渡にキツネがいるいないで賭けをしたわけです。でも佐渡にはキツネがいない。
そこで佐渡のお百姓が、役人に賄賂を渡してキツネの姿を教えてもらい、んで判断してもらうわけです。もちろん役人は「佐渡にキツネはいる」と判じるんですが、収まらない越後のお百姓が、キツネの姿を次々質問。なんとか答えて賭けた刀を持っていくんですが、追いかけた越後のにキツネの鳴き声はと聞かれて、
「トッテンコー」
といってしまい、
「それはニワトリじゃ!」
と刀を奪われてしまうという。

役人を千作さんが。もーね、なんって愛嬌があってかわいいの!
佐渡のに身振り手振りでキツネの姿を合図するとことか、最高。
やっぱり狂言は、面白いなあ〜。

さて。今回の目的。
「羽衣」!
とにかくきれい。しかし忌々しい目付柱めのせいで、所々見えなかった。キィ!
衣を返してもらってそれを着たあとの天女、めちゃめちゃキレイだった!
上でも書いたんですが、なにがすばらしいって短いところだよ。飽きずに見られる。

で、仕舞があって、最後に「岩船」。短い!本見たら、半能とかだったらしい。ちょこっとだけやるやつ?
これも派手でよかった。なんか龍王が出てきた。頭に龍が!大柄な方だったので、すごい迫力。

イヤー、今日はホント堪能した。よく寝もしたけれど…

そのあと、観世会館の前にある平安神宮にもお参り。それからバスで京都駅に向かったんですが、ものっすごい大渋滞で、一時間近くかかっちゃった…
早く行って、駅の伊勢丹で金剛宗家の「能の世界展」見ようと思ってたのに…
めそり。

ともあれ、非常に楽しかったです。今度はもうちょっとゆっくりして、観光もしたいよう。
大学時代の先生が来年度京都の大学に転出なさるとのことで、よっしゃ遊びに行くぜ!と。ゴメン先生、私は相変わらずこんな感じですv


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