徒然草日記...至都

 

 

中島みゆきを聴く - 2002年02月10日(日)

中島みゆきのアルバムを何枚か立て続けに聴いた。
何故だか急に聴きたくなったのだ。

聴いても聴いても涙を誘われることは無かった。
ただ聞き慣れた曲が続き、
それが安心と一抹の寂しさを感じさせた。

去年の冬はどれを聴いても涙がこぼれた。
恋を失った心が傷んでたまらなくなっていたのだ。
自分の中のやっかいな感情を処理しようとしてもできず、
そんな自分自身を誰より自分が持て余していた。
仲間との会合に無理して出掛け
楽しいのに楽しくないという相反する感情の中に
自らどっぷりと浸っていた。

時間が全てを解決すると知っていながら待ちきれなかった。
1年がゆっくりと過ぎ、
今同じ中島みゆきを静かに聴けるようになった。
ただそれだけのことである。
ただそれだけ。



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