徒然草日記...至都

 

 

既に旬でない話 - 2002年02月04日(月)

田中真紀子元外務大臣の更迭に対して
国民の約半数が遺憾の意を示しているらしい。
彼女の良く云えば庶民的な悪く云えばべらんめえ調の物の言い方が
国民に対して物事を分かり易くしているように見えるからかもしれない。

しかしその物の言い方は果たして何処にでも通用するものだろうか。
国会答弁や同じ議員に対してはふさわしくない物の言い方と思われる。

一方外務大臣の職務は国際外交における日本の顔である。
特に他国との外務関係者との綿密な打ち合わせや会合は
欠かすことのできない本来のあるべき義務であろう。
此れを就任後半年間でわずかしかこなしていない
というのは明らかな職務怠慢である。
しかも現在は世界情勢が刻一刻と大きな変化を呈している時なのである。

彼女は物事に正確な優先順位をつけることができず
物の言い方一つにしてもTPOをわきまえることが
残念ながらできないヒトであった。
そのことを冷静に見極められず
唯いたずらに遺憾の意を示すのは如何なものか。
日本国民の物事に対する判断力を試されているようで
個人的見解は不愉快である。




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