徒然草日記...至都

 

 

一時的熱中症 - 2002年01月28日(月)

その時は非常に注目して騒ぐけれどもいつでも一瞬の事ですぐに忘れる。
今、あの時の薬害エイズ患者様のその後について
興味本位ではなく知ろうとしている人達が実際にどの程度いるのだろうか?

薬害エイズは大変ミゼラブルなことで、起こってはならないことだったが
あの時、あの場で、製薬会社の責任者を土下座させたという事実だけに
満足してしまってもいいのだろうか?
本当に大切なのは、不幸にもエイズに罹患してしまった彼らの生活を
偏見なく援助・支援することではないだろうか?

彼らのその後の健康状態をきちんと把握し経過観察を続けている
真面目な医療従事者の存在及び業績はマスコミなどでは黙殺されている。
今は興味が薄い、話題性に欠けるということなのだろうか?
一時的な騒ぎなど彼らは望んではいなかったはずだ。
それよりも、
事実を事実として受け止めて
此れからどうするのかが大切であり
何よりも彼らの存在自体を忘れてしまっては意味がない。

のど元過ぎれば熱さ忘れるは日本人の特性なのか?



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