R女王様の秘密のお部屋...Dr.R

 

 

にんげんだもの - 2004年07月23日(金)

ご無沙汰しておりました。
ネタはあるけど時間とやる気が欠如していたのでちょっと更新滞り気味。
私はお陰様で概ね楽しく幸せに働いておりますので、どうぞご心配なく。

現在ローテートしているのは『血液・内分泌内科』ということで、白血病や悪性リンパ腫の患者さんに混じって糖尿病の患者さんも担当しています。

ところが何と。


そのうちのお一人に結核疑惑浮上。

うわぁあああ。単なる教育入院のはずだったのにぃいいい。
呼吸器内科に連絡とかしちゃってるよよよよよよようううううううう。
喀痰検査しなきゃ。採血してADAも測ってみる?それと、ツ反も。

そんなこんなでバタバタと各種検査をやってみて。
今日がツ反の判定日(※注)だったのですね。

(※昔の記憶がお有りの方も多いかと思いますが…。ツベルクリン反応って皮内注射から48時間で判定なのです。発赤をノギスで測られた日は遙か彼方。。。)

と、ここで。
ツ反の判定の基準をそれはもう凄い勢いで忘れている事に遅蒔きながら気付きまして。自分が判定するのに、そりゃマズいだろってことで、最新の基準を知るべく、ネットで情報収集することにした訳です。

仕事の合間にかなり慌てて検索をかけ、各種感染症関連の検査の方法と解釈をまとめたかなりナイスな表を発見。
しめしめと思ってプリントアウトして、病棟に向かうエレベーターの中でよく読んでみたら―――――――――















…。











いや、何かおかしいなって思ったんですよ。
何ゲに尾根部皺襞皮内とか書いてあるんだもん。



とりあえず、患者さんの所に着く前に気付いて良かったです。
はい。

※結局、基準はと言うと、病院に持参していた内科診断学の教科書に書いてありました。。。でも今って”擬陽性”無いよね?ちょっと古い基準の予感。
あ、くだんの患者さんはばっちり陽性でしたとさ(汗



...




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