新古今東西お笑い見聞録



フトボールアワー

2002年03月08日(金)

昨日は大変多くの人に見ていただきまことにありがとうございます。
今後もこの数字を維持できるように頑張って更新しますので
今後ともご贔屓によろしくお願いいたします。

今回は大甘口のフットボールアワーです。
フットボールアワーをはじめてみたのが
キングコングが優勝したときのABC新人グランプリのときで
そのときはすごく印象があったわけではありませんでした。
事実その後の妹との話しでドラ○エのレベルアップの歌と
言われても全くピンと来ませんでした。

その後いろいろな番組を見て来たのですが
やはり一番印象に残ったのはM-1グランプリではないでしょうか
その後過去に録画したビデオ等を見返したのですが
はじめてみたときなぜあまり印象に残らなかったか
わかる気がしました。

さてここまでこう書いてくると「嫌いなのでは?」と
思う方もいるかもしれませんが、違います。
今注目の若手だと思っています。
フットボールアワーの良さは何よりもネタが緻密なこと
見ていて「あ〜わかる〜」とか「たしかに」というような
常識と非常識、日常と非日常、本当と嘘そして
あることと、ないことの間を微妙についてくるところが
笑いのつぼをピンポイントでついてきます。

そして非常に言葉が巧みなところがすばらしいです。
のんちゃん(岩尾)の髭の青さの描写(なぎさってやつね)、
早口言葉の「早く」と「言いにくいこと」の意味を逆手に取る
ところなどは笑いの本質なのではないかと感じます。

二人のキャラクターも良く、ツッコミの後藤の常識的なキャラ
そして顔もそうですがのんちゃんの非常識なキャラ
いつも自信なさそうな表情でいながら自信満々にしゃべるのんちゃんと
自信ありげでいてどうも押され気味の後藤。
でも二人のネタ中の自信みなぎる漫才は素晴らしいです。

さっきから褒めちぎってますがこのクラスになると
なかなかケチをつけるところがなくなってきます。

まぁ一つ難癖つけるとしたら、経験が浅い・・・・
このくらいじゃないでしょうか
今後もフットボールアワーの活躍を楽しみにしつつ
経験による円熟味を期待したいと思います。

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