庭の隅っこに鳥が種を落としたか何かで勝手に生えてきた桑の木が、食材としてかなり優秀で、重宝してます。 最初は邪魔だなあと思ってたんだけど(今でも邪魔は邪魔だけど)、これだけ食材として役立つなら許せる。
何がいいって、初夏から秋まで、長期間少しずつ収穫できるところ。 春先に美味しく食べられる葉っぱや野草はいろいろあるけど、桑の葉は、春から秋までずっと新芽が出続けるんです。 これって、家庭菜園野菜としては、とってもポイント高いです。 家庭菜園のものって、一度にたくさん採れても食べきれないし、一度収穫したら終わりよりも、少量ずつ長く採れるほうが助かるじゃないですか。
初夏に茂りすぎて枝ごと大量に伐採した時は、干してお茶にして、後は少しずつ収穫しては、天ぷらにしたり、卵焼きやお好み焼きに入れたりしますが、一番の使いみちは、なんといっても、ふりかけです。 洗ってざくざく刻んだのを熱する前のフライパンに山盛りにして(油は不要)、醤油とミリンをかけて火にかけ、かさが減った所で塩昆布一摘みを入れて、水気がなくなるまで炒るだけ。 それに好みで白ゴマや鰹節を加えるとなお良しです。 これがかなり美味しいのです。
卵焼きもいいですよ。 醤油味の甘くない卵焼きを、刻んだ桑の葉と白ゴマと鰹節を混ぜて焼きます。桑の葉の風味がいいのです。
というわけで、春から秋まで、ほっとくと茂りすぎるので剪定も兼ねて、お休みの日に枝ごと揃ったり新芽を摘んだりして、少しずつ使い続けています。
勝手に生えてきて勝手に育って、何の世話もいらないし、何しろタダのなのが助かりますね! 夏場に天候不順で野菜が高い時なんか、特にありがたいです。 しかも、栄養価も高いらしいし。
ちなみに、さっきのふりかけのレシピは、前に日記に書いた気がするけど、もともとは、クックパッドでみつけたゴーヤの葉っぱのふりかけのレシピです。 ゴーヤの葉っぱのふりかけも美味しいけど、苦いから、苦いのが苦手な人にはこっちのほうが美味しいかも。 私は両方好きです。
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