2016年02月08日(月) |
覆面7Fブロック推理経過(その5) |
さて、今日の推理。 まずは前回までの仮配置をぺたり。
F01 空蝉ばかりが残された 鈴子さん F02 名前のない色 ★佐倉愛斗さん F03 鐘山に迷う すずさん? F04 子連れ天使 ★jijiさん F05 異説クリュタイムネーストラー ネジ子さん? F06 イ●カに●った●年 三和さん? F07 光の真実 ★財油雷矢さん F08 ねがはくは花のもとにて... 百里さん F09 虹色クジャクと北の森 ★茅さん F10 聖泉鏡 西禄屋斗さん F11 空の歌を捧げる歌姫の最後 たいちさん?
百里さん=06かも説はやっぱり却下で、ネジ子さん=05説はいくら見比べても確証がなく、でも、この説から派生的に浮上したすずさん=03説が意外と有力そうな気がしてるところです。 そこ以外は、たいちさんがどこにもいない&11を書いた人が誰もいない疑惑で膠着だけど、すずさん=03説を突破口にすべく、03に突撃!
F03、擬古典調だから文体は推理は不可能かと思ってたけど、で、たしかに漢字変換や特有の語彙は推理材料にできないけど、文章そのものは、よく読んでみたらちゃんと推理材料になって、これ、やっぱりすずさんじゃない……? うまく説明できないけど、文章のテイストが……。
そういえば、すずさん、前回の異世界お料理ものも、ラブストーリーだけど書き方が妙に渋かったですよね。 スープに込められた魔法を読者にはっきり言葉で説明せずに、最後にさりげなく察しさせるみたいな作りが、03の、淡々とした記述の中から人の想いが立ち現れて、小石みたいにそっと置かれて心に残る、あの含蓄テイストに通じるような……。
で、前回のを思い出したところで、この、章立て! この長さで章立てってだけで珍しい上に、章の数字が、一文字だけスペース空けての左寄せ。 あと、章タイトルの下に空行が入らない。 こ、これは……やっぱりすずさんでいいのでは!?
これだけじゃ根拠が薄いけど、わりと有力な気がする物証も見つけました。 すずさんがたま〜にやるレアな送り仮名(『帰えり』とか『送くる』とか)が、03にも二箇所(『補すけ』『歩るき』)が出現。 よし、すずさん=03で!
作品公開直後の『しまった!』は、地名の文字化けかな? あるいは、冒頭の『一』の左のスペース入れ忘れ? (『二』以降は左に一文字分スペース空いてるのに、『一』だけスペース無しの左詰め)
さて、これで、あと、空いてるのが05と11、残ってる人はたいちさんとネジ子さん。 この二作と二人だったら、順当にいけば、一昨日から05の有力容疑者だったネジ子さんがやっぱり05で、たいちさんが11になりそうなもので、実際、たいちさん=11は、一見ありそうなのですが……。 よく読むと、何かちょっと違うかも……? 『だけれども』を使うところはたいちさんっぽいけど、『幼なじみ』等の変換もあってるけど、何か文体違うような気も……。 たいちさんって、こんなにふんだんに『〜〜て。/〜〜で。』(連用止め?)を使う人だっけ? かなり近い分、微妙な違いが気になってきて……。
むしろ、たいちさんも05のほうがありそうな気が。 フェイクしてるって宣言してたし!
じゃあ、現在『05であるようなないような』状態のネジ子さんが、05ではなく11? うーん、なきにしもあらずのような、そうでもないような……? それとも、結局06に配置したままだけど、実はいまいち根拠が薄い三和さん? もしかして、06には動かさなかったけど08である根拠も実は薄かった百里さん? あるいは、やっぱり仮配置の根拠が薄かった西録屋さん? 誰も彼も、ちょっとずつ、ビミョー〜に違うような、そうかもしれないような……???
私のFブロック推理、見るからに手強いフェイク作品で消去法になるかと思われた03(渋いやつ)が案外すんなり埋まり、いかにも素直な作品に見える11(歌姫)が最後に残って誰も候補がいないという意外な展開に……!?
ネジ子さん=05は、昨日、いくら眺めても決まらなかったので、ちょっと保留のままにしといて、先に11の書き手さんを探してみよう! 11を書いたのは誰だ!? 候補は、たいちさん、ネジ子さん、三和さん、それに、百里さん、西録屋さん。 念のため鈴子さんもかな?
連用止め(?)を多用するのは、百里さん、茅さん、三和さんあたり? でも、茅さんはもう、私の中ではクジャクに決まってる。 西録屋さんは使うかな?
……西録屋さんのサイトを再訪して確認。 いきなり『幼なじみ』に遭遇して「おっ!?」となりましたが、連用止めを使う人ではありませんでした。 なので11候補にはならず。 もし10から移動させるなら06(イ●カ)か08(宇宙船)かな? 08のしゃべり口調は、それらしいかも。 でも、そもそも10から動かす必要があるのか?
……10を読みなおす。 うん、やっぱり西録屋さん、これでしょ。 移動させるために見なおしてみたら、10説の新たな補強材料が見つかっただけでした。 悲鳴の『きゃあ!』(サイトでは『キャアッ!』)、そして『ビックリ』。 ちなみに、06の悲鳴は「キャー!」&「キャ!」。 あと、もし西録屋さんが08を書いたら、『やつ』が『ヤツ』になると思う。
そもそも、西録屋さんの文章、10と読点のリズムが似てるんですよね……。 例えば、これは10の中の一文。 『袴の裾が引っ掛かりそうになるのを、引きずりあげながら走って、兼人は止まって振り向いた。』 こっちは、サイトから当てずっぽうに引き抜いてた文。 『食事の後片づけもせず、不貞寝を決め込んだ茉那であったが、いつになく感情が昂っているせいで、なかなか寝つくことができなかった。』 似てません?
なので、西録屋さんは動かず!
次は百里さんの作品ページを再訪。 ……連体止めの使用例は、あるにはあるけど、それほど多くはないです。 もし動かすとしたら、やっぱり、算用数字のある06(イ●カ)だよね……。 どうして06は百里さんではないと判断したのか、もう忘れました。
というわけで、06をもう一度確認しようとしているうちに、気になって、今度は三和さんのサイトへもう一度。 そしたら、私が百里さん=08の、ほぼ唯一の物証としていた半角大文字アルファベットを、三和さんも使ってるのを見つけてしまい……(^^;) 三和さんと百里さんが逆というセンもあるかも?
気になって、三和さんのサイトをさらに捜索。 そしたら……んん? 三和さんのサイトに、宇宙人が地球に調査に来るお話があったぞ? 06と設定がそっくりなんだけど……?(笑) 設定が似てる話って、どう捉えるか難しいですよね。 まさか同じシチュエーションのものは出してこないだろうという場合と、似てるからそうだという場合と。 ここはどう捉えるべきか……。 私としては、三和さん=06説の補強材料と捉えたいところなのですが。
でも、とりあえず、それは11とは関係ないので保留! とにかく11を書いた人を探せ!
次はネジ子さんだ!
……うーん。 やっぱり、11であるような、ないような……? 05の時と同じ状況です(^^;)
仕方ない、ネジ子さんは諦めて、たいちさんと11を、もう一度、ちゃんと見比べてみよう。 どっちかに当てはまったら、残ったほうが消去法でネジ子さん!
あれ? 結局、今日の最初の段階に戻っちゃってるけど……まあ、他に候補にしようとした人たちの再検証をしただけ、進んだってことだよね……? そういうことにしておこう……。
というわけで、あらためて、たいちさんとネジ子さんの一騎討ち!
……でも、実はお二人とも、05でも11でもないような気がするんですよね……(^^;) お二人とも、どこにもいないような……(^^;)
特にネジ子さんは、普段の文章にはけっこう特徴ある人だと思うんだけど、もしかして、ものすごい勢いで特徴全部消してる……? 覆面を知り尽くしてる方だからあり得る……。 私にとってのラスボスは、ネジ子さんかも。
もう一度、まとめます。
F01 空蝉ばかりが残された 鈴子さん F02 名前のない色 ★佐倉愛斗さん F03 鐘山に迷う ☆すずさん F04 子連れ天使 ★jijiさん F05 異説クリュタイムネーストラー ネジ子さんかたいちさん? F06 イ●カに●った●年 三和さん? F07 光の真実 ★財油雷矢さん F08 ねがはくは花のもとにて... 百里さん F09 虹色クジャクと北の森 ★茅さん F10 聖泉鏡 ☆西禄屋斗さん F11 空の歌を捧げる歌姫の最後 たいちさんかネジ子さん?
ぜんぜん動いてないけど、あちこち再検証の結果、動かす気がない人が増えました。 ☆が、もう動かす気がない(でも、★つけるほどには物証がない)人。 鈴子さんは、気持ち的には☆なんだけど、再検証してないから、とりあえず無印のままで。
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