2016年02月06日(土) |
覆面7Bブロック推理結果修正版 |
最後の最後まで悩み続けて仮配置を寝かせてあったBブロック、これ以上迷っていても埒があかないので、えいやっとファイナルアンサーです。
B01 君は光 小高まあなさん B02 百八代魔王と勇者の関係性 恵陽さん B03 あたしは太陽 曽野十瓜さん B04 ダンジョンマスター みずきあかねさん B05 聖女とロザリオ 彩真創さん B06 クビをキレ 木菟みるくさん B07 Luz del amor 彩芭つづりさん B08 メガネ男子と虹の空 生駒美汐さん B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)並木空さん B10 龍呼舞 五十鈴スミレさん B11 祈跡満つ 藍間真珠さん
正直、最後の一人、藍間さんには、いまだに納得がいっていないです。 でも、他が全部埋まっちゃって行くところがないから……。
藍間さんをなんとかして他に動かせないか検討するために、既に配置した箇所を軒並み再検証してみたのですが(小高さん、曽野さん、あかねさん、彩真さん、みるくさん、つづりさん、生駒さん、並木さん)、その都度、その人がそこである新たな物証が見つかって、確信が深まるだけという結果に。
いまいち確信が持てずにいるのは五十鈴さんと恵陽さんだけですが、それも、お二人がそれぞれ配置した場所に疑問があるからではなく、今、配置してある箇所はそれぞれ確かにとってもその人らしいと思っているのです。 ただ、恵陽さんはどうしてももう一作書いているような気がしたり、五十鈴さんは藍間さんと実は逆であるという一抹の疑惑が拭えずにいるだけで……。
正直、今も、もしかすると10が藍間さんのような気もするし、11は五十鈴さんのような気もしています。 というか、恵陽さんと五十鈴さんがそれぞれ02と11、10と11の二作ずつを書いていて、藍間さんがどこにもいないような気がします。 もし、やっぱり11が五十鈴さんだったら、第一次アンサー−では当たってたの見直した結果の失敗になるから、ダメージ大きそう……(^^;)
でも、もうどうしようもないので、正解発表後に「ぎゃー!! やっぱり五十鈴さんと藍間さんが逆だった!」と叫ぶ自分の幻を見つつ、諦めて確定しておきます。
リアルタイムで書き溜めておいた、ここまでの推理経過。
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推理経過(その8)
まだ迷ってる恵陽さんと藍間さん。 まさかこの組み合わせでこんなに迷うはめになるとは……。
いくら推理をやり直しても、結局、やり直す前と同様に「消去法で決めた最後の一人が合わないからどっか前の方で間違ってるはず」状態なんですが(^^;) その、最後の一人が、五十鈴さんから藍間さんになっただけで(^^;)
11は恵陽さんっぽくも藍間さんっぽくもあるけど、02は恵陽さんっぽいけど藍間さんっぽくないから、多少の矛盾点には目をつぶって、やっぱり恵陽さん02、藍間さん11にしてしまうべきか……とも思うんだけど、でも、11はやっぱり、読点の打ち方が、藍間さんより恵陽さんに近い気が……。 それに、『さきんじて』が恵陽さんちにあるとか、11で『揺すぶられ』があるけど藍間さんは『揺さぶる』を使ってるとかの、細かな一致・不一致が、どっちにもそれぞれあるけど恵陽さんのほうが一致率高いとかの事実が……。
でも、ぶっちゃけ、どうしても藍間さんが02であるとは思えなくて。 藍間さんが論文調を書いたら、もっとガチにガチガチな感じになるんじゃないかと思うんですよね……。 02は、普段本当に論文的なものを書く人が書いたものには見えない。 でも、ファンタジー世界の住民が書いたものというキャラ作りで、わざとほんわかムードにしてるという可能性も考えたのですが、それにしても、うーーん……。
02、『貴賤の謂れなく』とか『息をするようにわかる』とか『礼儀を具えた』とか、特徴的な言い回しがけっこうあるのですが、頻繁に使うような言葉ではないので、誰かのところで簡単に見つかるとは思えないし、非常に困ります。 でも、恵陽さんだと思えば、そんな物証が必要ないほど恵陽さんっぽい……。
ところで、あらためて考えこんでみたのですが、私がずっと自分でもよくわからないまま『恵陽さんの匂い』と言ってた匂いの主成分は、おおらかさのようです。 あと、内容の優しさ・温かさ、キャラの口調のざっくばらんな親しみやすさと地の文の重々しさが一体となった感じを、前の推理の時に書いた、『どっしり構えて飾り気のない、門が広く開いてる大きな建物(←オレンジ系の温かな色合いの、角に丸みがある柔らかめの石で出来てる)』というイメージに脳内で変換していたようです。
その匂いが、やっぱり、02から匂う! うーーーーん、やっぱり恵陽さんは02でいいんじゃない? 11があるから迷うけど、これ単体だったら絶対迷わないはず。
ということは、もう、多少不本意でも覚悟を決めて藍間さんを11にするしかないんじゃない?
そう思って、もう一度、11を藍間さんに確定してしまうべく見比べてみたのですが……うーん、やっぱり、ことごとく違う!! なんで!? おかしい!
あんまり納得いかないので、もう一度、04を検討できないかと、あかねさんと04を見比べてみましたが……うーん、やっぱりあかねさんだよね……。 『ふり向く』『ゆらりと(立ち上がる)』という新しい物証も見つけてしまったし、「〜〜って」という語尾も見つけてしまった。
曽野さんも、とんこうの件で、もう動かし難くなってしまったし。
もしかしてこれは、もっと早い段階であまり検証せずに確定してしまった箇所のどこかが違っていたのでは?
他に動かせるかもしれないところは……と、見回して、まさか07(吸血鬼)では? と。 内容的には、意外とあるかもしれない……。 それに、ここ、最初の頃に、あまり検証せずに当てはめてしまったし。
でも、あまり検証せずに当てはめたというのは、それだけ明白だったってことなんですよね。 あらためて見てみたら、やっぱり、『瞳を何度かまたたかせ』(←『またたいて』ではなく)という使役形(?)の多用、『〜ではない』とうい言い回しの多用など、やっぱり彩芭さんです。 ちなみに、藍間さんは、『〜じゃあない』を多用します。 『〜ではない』でも『〜じゃない』でもなくて『〜じゃあない』なのが、かなり目立ってます。
08のメガネ男子は……内容的に、ヒロインのキャラ的に、藍間さんぽくない。 藍間さん、現代ものも恋愛ものも書かないではないけど、こういうイメージは全くない。
あり得るとしたら、09か10なんだけど……。 09は、どうしても並木さんだよね……。
じゃあ、11以外では、もう10しかありえないんじゃない? 私、最初、藍間さん10にしてたよね……???? でも、10でも藍間さんとはいろいろ違ってたはず。 でも、11もいろいろ違いすぎたし、どっちでも、いろいろ合わないのは同じ……。
ここへきて突然、いつの間にか藍間さんと五十鈴さんの一騎討ちになってたけど、藍間さんが10で五十鈴さんが11の場合、藍間さんはイメージも文体は合うが変換や語彙など細かい部分がことごとく違う。 五十鈴さんはあきらかに文体が合わない。 逆の場合(五十鈴さんが10)、五十鈴さんはイメージも文体も合うけど、藍間さんは何かちょっと違う。 いずれにしても、どっちかは何かちょっと違うとういことに……。
そして、11の変換や語彙はきっとフェイク入ってる。 『咽』とかもそうだけど、『いま頃』なんていうのもフェイク臭い(←もし地だったらごめんなさい、別に悪いとか変だと言ってるわけじゃないです)。 漢字開き気味の人は『今ごろ』、閉じ気味の人は『今頃』という場合が多いかと…… 『舌をふるう』なんていう言い回しも珍しい。(『弁舌を振るう』なら見かけるけど) あと、11は『ゆく』派なんだけど、藍間さんも五十鈴さんも恵陽さんもあかねさんも、みんな『いく』派のような……。 ほんとうに(←変換を真似てみた)11は、何から何まで怪しい作品です!
藍間さんと五十鈴さん、どっちにしても11にした人は合わないなら、10にした時に物証が多いほうを10にすべきかなあ。 だったら、五十鈴さんが10で、11が、フェイクしまくった藍間さんか。 でも、普段開いてる漢字を閉じたり、普段と違う変換を選ぶ(咽など)ことはあっても、『揺さぶる』と『揺すぶる』みたいなところをフェイクするとは思えないんだけど……。 でも、私がたまたま藍間さんのサイトで『揺さぶ』ってるのを一箇所見つけただけで、他の箇所は『揺すぶ』ってるのかもしれないし。
でも、普段『関わらず』を使ってる人(藍間さん)がフェイクのために『係わらず』を使うだろうか? でも、今調べたら、五十鈴さんも『関わらず』派みたい? でも、それを言ったら、このブロックに普段『係わらず』を使う人はいるのか? もしかして、私が候補にしてない作者さんで、『ゆく』派で『係わらず』派で『いま頃』派で『咽』派という人がいたりするのだろうか……。 でも、それを調べるのは至難の業……。
その後、一応、『いく/ゆく』だけは調べてみたけど、普段から『ゆく』派の人は、このブロックには一人もいなかった。 でも恵陽さんが時々『ゆく』も使ってた。 恵陽さん、せっかく02に戻ったところなのに、また11かもしれない疑惑がぶり返しただった……(^^;) 11、細かい物証では圧倒的に恵陽さんなんですよね……。 藍間さんっぽくも五十鈴さんっぽくもなくて、恵陽さんらしい要素がいっぱいあるけど、でも恵陽さんは02に決めちゃったし……。 藍間さんや五十鈴さんが02とも思えないし……。 堂々巡りが止まらない……(T-T) 於來さんの真似して、ウガー!
うん、でも、『ゆく』派の人が一人もいないブロックで、偶発的に一回だけではなく毎回きっちり『ゆく』を使っていることで、11がやっぱり手の込んだフェイク作品であることが証明されました。 しかも、一見していかにもフェイク作品とういのではなく、覆面参加作だからフェイクを疑うけれど単体で見たら特に不自然さのない普通の作品(しかもハイクオリティ)という、とても高度なフェイク作です。 (もし単なる表記揺れで、フェイクのつもりじゃなかったならごめんなさい!)
で、藍間さんは歴戦の名探偵さんだから、しようと思えば変換フェイクも文体フェイクもお手の物のはず! 探偵がどこを見ているか知り尽くしてるってことは、すなわち、どこをどうフェイクすれば探偵を惑すことができるか熟知しているということだから。 だから、手練のフェイカー(フェイクが巧みなだけでなく、作品の完成度とフェイクを両立させてる)の匂いがする11は、藍間さんで!
……と言った後、ここへきて、なんとか五十鈴さん=10説を補強する物証を得ようと再訪した五十鈴さんのサイトで、11と似たような魔法シーンを見かけちゃったし、前に五十鈴さん=11にした時に根拠の一つにしたおじさん&少女ものも、さらにもう一つ見かけちゃったし。 (おじさん&少女が好きな人はいっぱいいるけど、五十鈴さんちでみかけたおじさんは、特に渋カッコいいとかのオヤジ萌え的な描写がなく、ただ単に年がいってるだけな感じがして、そのテイストが、11の元神子のおじさんと近い気がするんです……) あと、11は、改行や空行の入れ方が、見るからに藍間さんより五十鈴さんに近いし。 『強い声』という言い回しも発見した。 うーーーーん……。
まあいいや! この際、見なかったことにしよう!(笑) 恵陽さんちに『先んじて』や『ゆく』があるのも、藍間さんちに『揺さぶる』や『関わらず』や『手のひら』があるのも、五十鈴さんちにおじさん&少女モノが複数あるのも、私は何も見なかった!(笑)
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