先日、インスタグラムに投稿された素晴らしい写真で近頃話題の濃溝の滝に行ってきました。 家から車で30分ちょっとの近場で、その前を通ってる県道は今まで何度も往復してるのに、一度も立ち寄ってなかったんです。 駐車場は見かけてたけど、ただの立ち寄り温泉と土産物屋の駐車場だと思ってて、その先に、そんなに素敵なところがあるなんて知らなくて、文字通りスルーしてました……。
こんなところです。→ネットニュースの記事。 話題の写真は記事の下のほうにあります。
ここ、光の加減が良いのは朝ということで、近所の利点を活かして、まだ温泉も土産物屋も開いていない早朝に行ってきたのですが、すごく素敵なところでした! 決して規模の大きい景勝地ではなく、写真にある通りの洞門と小さな滝というセットが一箇所あるだけで、他にはほぼ何もないのですが、渓流の水が澄んでいて、県道沿いの駐車場から、よく整備された遊歩道をほんの数分歩いただけでいきなり秘境の雰囲気が味わえるという、お年寄りなんかにも優しいスポットだと思います。
この季節、晴れた朝はだいたい霧が出るものなのですが、昨日は風が強かったために霧がでてなくて、貴重なチャンス。 多少の靄はあっても風情があるかもしれないけど、秋の朝靄は、ハンパじゃないから……。
平日の早朝だから、人はほとんどいなくて静かです。 太陽の位置がまだ低いから、渓谷には陽が差し込んでこなくて薄暗く、洞門の向こう側の景色だけ明る見えて、まるで、洞門の向こうに別の世界が見えているみたい! そこへちょうど強い風がざーっと吹いたら、水面がざざざっと波立って、その漣が一斉にこっちへ押し寄せてきたのが、とっても不思議な感じで。 世界が動き出して、こっちに向かって押し寄せてきたみたいな。 しかも、枯れ葉がばーっと舞い上がって、それも一斉にこっちに吹き付けてきたのが、ちょうど、まるで洞門の向こうから葉っぱが舞い込んできたみたいに見えて、別の世界から木の葉が飛んで来たみたい。 あるいは絵の中から木の葉が飛びだして来たみたい。 (さっきから私、ざーっ、とか、ばーっ、とか、創作を趣味とするものにあるまじき雑な表現でお恥ずかしや……(^^ゞ)
『日本で一番遅い』がウリの房総の紅葉は、まだちょっと早かったけど、場所によっては紅葉してる木もありました。
紅葉が一番見事だったのは、滝周辺ではなく、駐車場の向かいの崖。 最初気が付かなくて、うっかり見逃すところだったけど、帰り際に、せっかくだからと覗き込んでみて正解でした。 よく見ると、ちゃんと、『絶景 紅葉の崖』(だったかな?)という手描き看板が柵に括りつけてありました。 車を停める場所によっては、わざわざあちら側を見に行かないかもしれず、景色の良い場所を見落とすかもしれないので、もし、紅葉の季節にあそこに行く人がいたら、ぜひ、駐車場の一番奥まで行って、向かいの崖を眺めるのをおすすめします。 遊歩道や滝の周りの紅葉は来週末のほうが見応えあるかも?
遊歩道沿いにはクレソンの茂る小川もあって、夏にはホタルも見られるそうなので、来年の夏には、夕涼みがてらホタルを見に行きたいです。 ネットのおかげで、今まで見落としてた近場の素敵スポットを知ることができてラッキーでした!
ところで、帰り道に、猿が道に飛び出してきて、ヒヤっとしました! 沿道の斜面を急に駆け下りてきて、(えっ?)と思う間もなく、路肩に飛び降りて、そこで車に気づいて、慌ててかけ戻っていったのですが、危ないところでした……。 猿って、もっと賢い動物かと思ってたんだけど、車が来てるかも確認せず、いきなり道路に飛び出しちゃうんですね……。怖いです。
あれ? そういえば、鹿の話はしましたっけ? 日記には書いてなかった気がする。 あと、うり坊の話も。 時間がないので明日書きます!
あと、昨日のお出かけでは、もう一つ面白いものを見たんだけど、それも後日。
話は変わって、ここしばらく、また、ぱらぱらと、普段より多めの拍手を頂いております。 ありがとうございます!
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