Bブロックの推理結果です。

B01 異端審問官と異端の聖女　　　　　　　　　　　立神勇樹さん
B02 誰か　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　市川イチさん
B03 ＜激情＞の魔女　　　　　　　　　　　　　　　ネジ子さん
B04 サンシャーラ　　　　　　　　　　　　　　　　ウルさん　
B05 人類に炎を取り戻してくれたペンギンのお話　　深海いわしさん
B06 闇盗人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　星野莢さん
B07 魔法使いの弟子と赤の受難　　　　　　　　　　咲倉紅羽さん
B08 クルーム・ルージュは屍に帰す　　　　　　　　梶つかささん
B09 狐の嫁入り　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆめのみなとさん
B10 Kindling ! 　　　　　　　　　　　　　　　　　enuさん
B11 夜の灯しびと　　　　　　　　　　　　　　　　中原まなみさん
B12 キタキタ　　　　　　　　　　　　　　　　　　石井鶫子さん



推理の経過はこちら。
その１
その２
その３（このページの↓のほう）


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Bブロック推理経過３

昨日までに埋まり残っていたのは、03、05、06、07。
作者さんはネジ子さん、いわしさん、星野さん、咲倉さん。
ウルさんは、一応検討の結果、シャッフルの場に戻す必要はないと判断しました。

で、この四人と四作を見比べて……。

ネジ子さん、咲倉さんは『まぁ』とか『ねぇ』に小文字を使う派（特にネジ子さんはどんどん使う派！）、星野さん、いわしさんは使わないor滅多に使わない派。
ネジ子さんは主語省略多めかも。
咲倉さんは『ふわりと』的な『〜りと』で終わるオノマトペ多め。
星野さんは主語や文頭の接続詞等の後に読点が来る確率が高め。
あと、これは封印してくるかもしれないけど、セリフにも地の文にも『――』や『……』が多め。

これらのことと、漢字変換、その他、文章の癖を考えあわせた結果、『まぁ』などに小文字多用、かつ主語省略の多い03をネジ子さんに。
ネジ子さん、ダーク系のイメージが強いけど、コメディも書かれる方だし。
文章全体の感じも、合ってる気がしました。

いわしさんは、05と07で迷ったのですが（だって07は、紅茶色の髪の魔法使い見習いの女の子！）、咲倉さんが07っぽいので、押し出されて05に。
07は両方書きそうだけど、05は、いわしさんは書きそうだけど、咲倉さんは書くイメージがわかなかったので……。

07に『まぁ』などの小文字表現がなく、『やったぁ！』ではなく『やったあ！』となっているのが気になるのですが、05は、かわいらしいお話しだけど文章そのものは非常にかっちりしてる。
かっちりしてるっていっても、硬いんじゃなく、角が丸まった正方形が整然と並んでる的な、柔らかな中にしっかりした形がある感じの、角に丸みをもたせた白い大理石調のシミ一つないシステムキッチンみたいな、理路整然とした清潔な『きちんと』感。（ワケわかんないイメージ論でスミマセン(^^ゞ）
この『きちんと』感はいわしさんっぽい！（←思い込み！）

というわけで、07は咲倉さん。
『ふわりと』的なオノマトペが多い点も、合ってます。

で、わたし的に一番謎だった06（バリバリの異世界ファンタジーなのに、このブロックに大勢いる異世界ファンタジー書きさんの誰もこれを書いてなさそうという点で……）は、星野莢さんに。

普段異世界ファンタジーは書いてないらしい星野さんですが、この企画だから、普段書かないジャンルに挑戦もありでしょう。
私が『ゆめのさんとは違う！』と思った、内容のわりに夢幻的でない手触りも、そういえば、星野さんの文章となら合ってる気がします。
エディタに貼り付けると文字化けする謎の横線は、このブロックの誰も普段使ってる人はいないようだし、そんなところでフェイクをする人もいないだろうから、最近エディタを変えたとかPCを変えたとか、あるいはモバイル環境で執筆したなど、執筆環境の変化のせいではないかと……。

というわけで、合ってるかどうかはともかく、わたし的にはスッキリ!

最初から自分的には納得しちゃった組み合わせはほとんど検証してないところもあるから（ゆめのさんとか立神さんとか）、もしかすると（もしかしなくても）外してるかもしれないけど、推理の時短のために、もう、自分的に鉄板だと思った箇所は検証は省略しちゃうことにします！
もし最後に時間が余ったら検証しますが、たぶん、絶対、時間余らないので……。